バーチャルリアリティ教育研究センター(VRセンター)は1日、DMM.comと共同研究を開始したことを発表した。仮想現実(VR)空間におけるインターフェースの最適化を目的としている。
VRセンターは東大の連携研究機構として2018年に設置された。VR分野を担う人材の育成とVRを活用した教育システムの普及を目的に、人間の知覚と心理の基礎研究や要素技術研究、VR応用システムなどの研究開発を実施している。DMMは、18年にVR研究室を設置し、VRシューティングゲーム「BOW MAN」などを開発してきた。
今回の研究テーマは「VRシステムの評価及び最適化手法の提案」。共同研究では、BOW MANなどのVRサービスのデータ解析を行った上で、ユーザーインターフェースへの習熟・没入度に着目する。ユーザーインターフェースを科学的に定量解析・評価するための手法を確立することで、最適化を目指す。
この記事は2020年4月14日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を掲載しています。
インタビュー:誰もが居心地の良い東大へ ゲーム理論研究の第一人者に聞く 松井彰彦教授
ニュース:新型コロナ 制限強化で学内の研究は原則中止に
ニュース:オンライン授業開始 相次ぐトラブル 対策は?
ニュース:世界大学ランキング日本版 国際性低く3位に
ニュース:量子計算高速化へ 高性能量子光源開発
ニュース:DMMと共同でVR研究を開始
企画:東大履修虎の巻 初めて時間割を組むあなたへ
企画:無理せず楽しく始めよう 東大生による自炊反省会
研究室散歩:@生命科学 平林祐介准教授(工学系研究科)
ゼミをのぞき見:東京大学文学入門ゼミ
キャンパスのひと:前川名月実さん(理Ⅱ・2年)
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、STORES.jpのオンラインストアを休止しております。申し訳ございません。