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2023年7月5日

【寄稿】未知の旅へと出掛けよう 第25回東京大学制作展「VOIDAGE」が7月7日から開催

 

 東大大学院情報学環・学際情報学府の学生を中心に、多様な学生が芸術作品を公開する、第25回東京大学制作展EXTRA2023「VOIDAGE」が7月7〜10日に開催される。運営に携わる学生に、イベントについて寄稿してもらった。(寄稿=東大大学院情報学環教育部 1年目・ジャヤビクラマ幸一)


 

 東京大学大学院情報学環・学際情報学府が主催する、第25回東京大学制作展Extraが7月7日(金)から10日(月)まで、情報学環オープンスタジオ(情報学環本館B1F)で開催されます。

 

 東京大学制作展は、毎年7月(Extra)と11月の2部構成で開催しており、東京大学大学院学際情報学府の学生を中心として、作り上げるメディアアートの祭典です。

 

 今年度のExtraのテーマは「VOIDAGE」。この言葉は、「不定型」を意味する「void」と、「航海」を意味する「voyage」の掛け合わせで、未知の旅への挑戦と、その中で生まれる可能性を象徴しています。

 

 制作展に並ぶのは、それぞれの専門性が融合した未知の作品たち。技術と芸術、理論と創造性が絶妙に絡み合い、未踏の領域へと私たちを誘います。制作展は、何があるかもわからない手探りの旅であり、来場者すべてがクルーとなって経験します。

 

 そして、「VOIDAGE」は空間の余白の割合を表す英単語でもあります。制作展に残された余白、「VOIDAGE」は、来場者の想像力を待っています。この無限大の海図に、一体どんなストーリーが描かれるのでしょうか。

 

 昨年度も東京大学の学生たちは、エンジニアリング、サイエンス、デザインなど広範な分野を横断した作品を公開し、来場者に新たな視点を提供しました。今年度も同様に、展示は学生たちの研究的な関心をもとに表現活動に挑戦する創発的実験の場となるでしょう。

 

 一足先に未知の旅へ出発した学生たちの作品を体験し、あなた自身がその一部となり、新たな視点を得てみませんか。是非、この夏、東京大学大学院情報学環・学際情報学府が主催する東京大学制作展「VOIDAGE」へ足を運んでみてください。

 

プロデューサーからのコメント

 

 今年も東大制作展EXTRAが開催される運びとなりました。今回はコロナの影響もかなり小さくなり、完全にオフラインでの開催となります。

 

 EXTRAは11月のメイン展示に向けてのプレオープン的な側面が強い展示ではありますが、今年度は参加者が例年の倍近いこともあって、とてもレベルの高い作品が数多く揃っています。また作品制作だけでなく展示運営そのものが学生によって行われることも制作展の大きな特徴であり、今回のコンセプトである「VOIDAGE」も学生たちのコミュニケーションの中で生まれたキーワードとなっています。

 

 学際情報学府のみならず、様々なバックグラウンドをもつ学生たちによって作り上げられた東大制作展を、是非ご高覧いただければと思います。(東大大学院学際情報学府先端表現情報学コース1年・髙橋宙照)

 

関連情報

 

・開催場所:東京大学本郷キャンパス 情報学環本館B1F 情報学環オープンスタジオ

・イベント情報:https://www.iiiexhibition.com/

・予約サイト:https://iiiex-ex2023.peatix.com/

当日チケットもございますが、事前予約を推奨しております。ご予約のうえ、ご来場ください。

・対象:一般向け

・参加費:無料

・主催:東京大学大学院情報学環・学際情報学府

・お問い合わせ先:utokyo.iii.exhibition [at] gmail.com

・各種SNS:

 Twitter https://twitter.com/iiiexhibition/

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