東大は8月24日、学内で実施している新型コロナウイルスワクチン接種の対象を構成員の18歳以上の同居家族に拡大すると発表した。24日から学内のサイトで接種予約を開始した。
東大は17日にワクチンの学内接種計画を再検討すると学内向けに発表。構成員に対して再度の意向調査協力を依頼していた。東大の担当者は東京大学新聞社の取材に対し「接種計画の再検討(ワクチンの供給、接種対象者の拡大など)については、本意向調査の結果を踏まえての対応になる」と回答していたが、同意向調査締め切りの翌日に接種対象の拡大を発表する形となった。
取材によると、17日時点で約18000人に対して接種を実施。そのうち約200人は文部科学省の「留学予定者ワクチン接種支援事業」に基づく留学予定者への接種。この他近隣大学の学生・教職員、独立行政法人の教職員ら約700人、学内で日常的に業務を行う約200人にも接種を実施しているという。
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