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2021年6月17日

東大、学生・教職員へのワクチン接種実施へ 7月上旬から本郷キャンパスで

 東大は6月16日、7月上旬から本郷キャンパスにおける新型コロナワクチン接種を開始すると発表した。16日から学生・教職員に対する本郷キャンパスにおけるワクチン接種に関する希望調査を実施しており、その結果を基に必要なワクチンの数と接種形態を検討するという。教養学部の学生への通知によると、総合文化研究科・教養学部は駒場キャンパスにおける接種の実施については16日午後5時現在では「不明」だとしている。東京大学新聞社は現在、地域住民への接種の有無や他キャンパスでの接種などの詳細について東大に取材中。

 

 学校や企業などの職域単位でのワクチンの接種は、21日から順次開始予定。ワクチン接種を担う各自治体の負担の軽減などを目的としており、広島大学や慶應義塾大学などをはじめとする各地の大学が、職域接種を実施する旨を次々と表明していた。自治体が実施するワクチン接種ではファイザー社製ワクチンを使用しているが、職域接種ではモデルナ社製ワクチンを使用する。

 

 26、27日には本郷キャンパスの東京大学大講堂(安田講堂)での「令和2年度東京大学入学者歓迎式典」開催も予定されている。東大は新型コロナウイルス感染防止のため、式典の前後の会食などを控えるよう参加者に求めていた他、新型コロナウイルスの検査キットを送付し、事前と当日の検査で問題がなかった学生のみ式典に参加できると発表していた。

 

【追記】

 新型コロナウイルスワクチン接種希望調査アンケートの締切は、当初の6月23日までから25日までに延長されました。

参加者へ送付された検査キット

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