東大教養学部は、10月15日に履修登録に関するお知らせを掲示し、18日よりUTOLでコースにアクセスできる範囲をUTASで正式に履修を登録した者に限定すると公表した。対象は前期教養課程の1・2年生。
東大教養学部教務課は東京大学新聞社の取材に応じ、UTOLの同様の制限は従来、履修科目確認・訂正期間の翌日に行われてきたと説明した。学生が履修登録間違いを訂正しやすくするべく、前期教養課程ではAセメスターより制限の実行を履修科目確認・訂正期間以前に変更した。履修登録せずに授業に参加する、いわゆる「聴講」は制度上存在しないと答えた。
10月17日まではUTASで履修登録をした学生に加え、UTASでお気に入り登録した学生やUTOLで受講登録した学生にもアクセスが容認されていた。今回の制限により履修登録をしていない場合、原則としてUTOLから教材やメッセージ機能を使用できなくなる。