東大は8月3日、東京大学エコノミックコンサルティング株式会社(UTEcon)を設立した。実証ミクロ経済学をはじめとする経済学や経営学、会計学などの、専門的で学術的な知見を生かしたコンサルティング業務を提供する。資本金と資本準備金は各7500万円。
コンサルティング業務では▽需要予測やプライシング▽倒産・不正会計などの機械学習予測▽マーケットデザイン▽政策評価▽独禁法関連分析▽マクロ経済分析▽機械学習マーケティング──などの知見を提供するとしている。加えてデータベースの構築や運用を担う企業などに対しても、高付加価値型商品・サービスの開発支援を実施する予定。経済学などの専門分野に関する研修も担う。顧客は企業の他、政府や地方自治体なども想定しているという。
この記事は2020年9月1日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を掲載しています。
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