サステナビリティに取り組む東京大学の合同団体であるUTokyo Sustainable Networkが、6月5日から9日にかけて、イベント「UTokyo Sustainability Week 2023」を開催する。テーマは「Food and Drink」。豪華なゲストのトークや、スタンプラリー、生協での特別メニューの提供など、企画が盛りだくさん。UTokyo Sustainable Networkに、活動内容や本企画の見どころを紹介してもらった。(寄稿・画像提供=UTokyo Sustainable Network)
<目次>
UTokyo Sustainability Week 2023
UTokyo Sustainable Networkとは?
駒場キャンパスでウォーターサーバーを利用したことはありますか? 生協食堂で「大豆ミートのほうれん草カレー」を食べたことは? これらのウォーターサーバー設置や生協でのプラントベースメニュー導入は、UTokyo Sustainable Networkのプロジェクトから始まり、実現に至りました。
UTokyo Sustainable Network(略してネットワーク)は、2021年、東京大学で環境・サステナビリティに関わる4つの学生団体のメンバーを中心に、学生団体や学生をつなぐ「ネットワーク」として設立されました。東大生であれば誰でも入会でき、現在は学部1年生から博士課程の学生、留学生も参加しています。
6月5日(月)~6月9日(金)開催の 【UTokyo Sustainability Week 2023】
身近な取り組みを通して東大生がサステナビリティについて考えるきっかけをつくりたい。そんな思いから、「UTokyo Sustainability Week 2023」を駒場Iキャンパスで開催いたします。Weekのテーマは「Food and Drink」。どんな大学生にとっても身近で、1人1人が行動に反映させられる”食”を今年のテーマとしました。Week期間中には駒場Ⅰキャンパスで複数のイベントが行われます。各イベントについてご紹介します。
開催期間:2023年6月5日(月)~6月9日(金)
場所:東京大学駒場Iキャンパス内
UTokyo Sustainability Talks
UTokyo Sustainability Talksでは、それぞれの方法で「サステナビリティ」に取り組む東京大学の学生および教職員が自らのストーリーを盛り込んだ短いトークをリレー形式で行います。5日間で50名を超えるスピーカーが登壇します。6月7日の体験型のイベントやトーク後の懇親会では、参加者がお互いに交流するユニークな機会もあります。5日目には藤井総長もご登壇する予定です。
詳しい情報は特設ウェブサイトをご覧ください:https://utokyo-sus-week2023.studio.site/
<日時・場所>
2023年6月5日(月)~6月9日(金) 毎日 17時~19時 21 KOMCEE
<イベント形式>
講演会形式
6/5、6/6、6/8、6/9は18:40から懇親会を開催します。お菓子などもご用意しております。誰でもお気軽にご参加ください。
<言語>
日本語/英語(同時通訳はありません)
※参加には事前申し込みが必要です。特設サイト、またはこちらのリンクからお申込みいただけます。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScX1KQjGfzFTqXpLfGgRFE6EN6vaq7exLf_wlak6GE8nWMf1w/viewform
Water Server Project
Water Server Project の企画・提案を受けて、2023年1月末、駒場Iキャンパスに13台のマイボトル給水器が設置されました。Week期間中には2つの企画をご用意しました。多くの方に参加していただき、駒場キャンパスのウォーターサーバーを発見していただければ幸いです。
ウォーターサーバースタンプラリー
期間限定でスタンプが設置されたウォーターサーバーを巡ってスタンプを5個集めると、東大生協駒場食堂でSustainability Week中の限定メニュー「あおさの味噌汁」を無料で食べることができます。
<期間>
スタンプ設置:5月29日(月)〜6月9日(金)
メニュー受け取り:6月5日(月)~6月9日(金)
<場所>
スタンプ設置:駒場Iキャンパス内13台のウォーターサーバー
メニュー受け取り:駒場食堂(11:00〜14:00 2階、14:00〜 1階)
<参加方法>
- 生協購買部のウォーターサーバー横、及び駒場食堂出口に設置されるスタンプラリーカードを入手 ※カードの数には限りがございます。ご了承ください。
- 駒場Iキャンパス内のウォーターサーバーを5ヶ所巡って、5種類の異なるスタンプを集める
- スタンプのたまったカードを持って生協食堂にいき、「あおさの味噌汁」を取る
オリジナルボトル抽選会
ウォーターサーバー設置に合わせて、ネットワークのオリジナルデザインボトルを製作しました。発売を記念して、駒場食堂で対象メニューを注文した上で、UTokyo Sustainability Talks 2023にご来場いただいた方の中から抽選で毎日1名さまにプレゼントします!
<期間>
6月5日(月)~ 6月9日(金) (駒場食堂営業時間内、最終日は16:30まで)
<場所>
抽選券配布:駒場食堂
抽選会:Sustainability Talks イベント内
<参加方法>
- 生協駒場食堂でUTokyo Sustainability Week 2023 期間限定メニューまたはプラントベースメニューを注文し、会計時にボトル抽選券を受け取る。※同時に対象メニューを複数ご注文いただいても1会計につき抽選券の配布は1枚です。
- Sustainability Talks に抽選券を持って参加する。
- 抽選に当たるとオリジナルボトルをもらえます(毎日1名様)
Plant-based Menu Project
プラントベース(Plant-based)とは、植物性由来の素材をベースにしていること。植物性由来の食品の認知度を上げ、一般の人々が日常生活にもっと取り入れやすい社会を作ることを目指しています。
東大生協食堂での特別メニュー
東大生協ではPlant-based Menuを含め3つのコンセプトに基づくメニューを提供します。持続可能な食へのアプローチの多様さを考えるきっかけにしたいと考えています。駒場食堂だけでなく、一部のメニューは本郷キャンパスの中央食堂でも楽しむことができます。
詳しくは、Week特設ウェブサイト、または東京大学生協ホームページをご覧ください。
https://www.utcoop.or.jp/news/news-109798/
食を通じて地球のこと・社会のことを考えるきっかけに
3つのコンセプトをご紹介します。
- Plant-based Menu
期間中は通常のヴィーガンメニューだけでなく、NEXTミート(大豆ミート)を使用したキムチカルビ丼や皿うどんも提供されます。ネクストミーツは日本発のフードテックベンチャーです。
- Local Menu
生産地・生産者とのつながりを感じる福島産直食材を使用したメニューが提供されます。福島産直あおさのりを使った計8種類のメニューをお楽しみ頂けます。
- LCA Menu
Life Cycle Assessmentが見える (=カーボンフットプリント値を計算した)メニューが提供されます。食の選択の際にCO2排出量に関心を向けるきっかけづくりを目指します。(協力:松尾水産, 東大農学生命科学研究科八木信行研究室)
本イベント特設ウェブサイト: https://utokyo-sus-week2023.studio.site/
UTokyo Sustainable Network ウェブサイト: https://www.utokyosusnet.org/
Instagram/Twitter: @utokyosusnet