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2017年12月20日

アイドルコピーダンスユニット「東大CHOCO=CROW」が関東予選を突破

 大学対抗の女子大生アイドル日本一を決める「UNIDOL2017-18 Winter 関東予選」が12月11日〜13日に開かれ、東大の女子学生によるコピーダンスユニット「東大CHOCO=CROW」が3日目の2位となり、各日上位3組に与えられる決勝大会への出場権を得た。3日目1位は成城彼女(成城大学)、同率2位はPrismile(早稲田大学)。全国の予選を突破したチームによる決勝は2018年2月14日、新木場Studio Coastで開催される。

関連記事:東大CHOCO=CROW、最後のUNIDOLで決勝戦出場 ラストステージで見せた「攻めの姿勢」

 

 

 東大CHOCO=CROWは東大の女子学生7人によるアイドルコピーダンスユニット。チーム名には「チョコレートのような甘さや可愛さ、烏のように洗練された賢さとかっこよさの2つを兼ね備えた女性になる」という意味が込められている。東大発のユニットとしては11月の駒場祭でラストライブを終えた「東大Honeypot(Z)」に続き2チーム目で、初出場した新人大会UNIDOL2017 Fresh Northでは3位となりUNIDOL本戦での活躍が期待されていた。

 

 本大会では計3曲を披露。ハロー!プロジェクト史上最速の曲と言われる『出すぎた杭は打たれない』(アンジュルム)でキレの良いダンスを見せた後、『冗談じゃないね』(まねきケチャ)ではたくさんの人形を付けたカラフルな衣装に着替え、コミカルな動きで観客を盛り上げた。最後は白と水色を基調とした清楚な衣装で、AKB48の指原莉乃さんプロデュースとして話題の『=LOVE』(=LOVE)を笑顔で踊り切った。

 

クールな表情で観客を魅了した『出すぎた杭は打たれない』

『=LOVE』で笑顔を見せるメンバー

 

 曲ごとに衣装を変えるなど細部までこだわりを見せた東大CHOCO=CROWのパフォーマンスは、審査員投票5位・観客投票2位で総合2位となった。客席の最前列でステージを盛り上げていた学生(工学系・修士1年)は、「チョコクロ(東大CHOCO=CROWの愛称)はパフォーマンスもすごければ皆かわいいし、何よりメンバー同士が仲良しでアイドルとして推せる要素が満載の魅力的なチーム。今日も皆本当に楽しそうに踊っていたので心から楽しむことができました」と喜びを語った。他の学生(理Ⅰ・2年)は「かっこいい曲・オタクの盛り上がる曲・王道アイドル曲という順番になっていてこれがとても良かったのかなと。普段アイドルオタクをしている時とは違って、同じ大学の人と喜びを共有している空間が幸せだなあと感じました」と話していた。

 

 2カ月後に行われる決勝、会場に応援に行ってこの盛り上がりを体感してみてはいかがだろうか。

 

決勝出場を決め、感極まるリーダー・かほちゅんさん(左から2人目)

 

 UNIDOLは2012年に始まったイベントで、年2回のメイン大会に加えて新人大会や卒業公演などが開催されている。12月13日の関東予選3日目にはオープニングゲストとして「26時のマスカレイド」、シークレットゲストとして「アップアップガールズ(仮)」が登場し会場を盛り上げた。

(文・石沢成美)

 

◇東大CHOCO=CROWリーダー・かほちゅんさんの話

 

――決勝進出を決めた今の心境は

 みんな本当に自信がなくてだめかもしれないと思っていたのですが、応援してくれた人たちのおかげで予選を突破できました。感謝の気持ちでいっぱいです。決勝ではもっと上に行きたいです!

 

――今回のパフォーマンスはいかがでしたか

 1人1回はミスしていたようで、終わったあとみんなしょんぼりしてたんです(笑)。決勝ではミスのないように頑張ります。

 

――本予選まで、特に頑張ってきたことは何ですか

 7人のうちダンス経験者が2人だけだったのですが、練習を続けて何とかこのレベルまで持ってこれました。ダンスだけでなく、表情にも気を配りました。

 

――決勝に向けて意気込みをお願いします

 Fresh(新人大会のUNIDOL2017 Fresh North)で3位になったことで調子に乗っていて(笑)、審査員順位が5位ということに驚き実力不足を感じました。反省を生かして、決勝まで気を抜かずに頑張ります。

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