スポーツニュース

2023年9月9日

【東大女子バレー】初戦は前回王者の阪大に勝利 七大戦は3位入賞

 第62回全国七大学総合体育大会バレーボールの部が8月14日から18日にかけて実施された。東大女子バレーボール部は15日の本戦初戦、前大会の女子バレーボール優勝校である大阪大との一戦に臨んだ。(取材・五十嵐崇人、新内智之)

 

試合前、コート内で一致団結(撮影・五十嵐崇人)

 

 第1セット、東大は序盤から鋭いサーブで相手を崩して次々と得点を重ね、リードを保ったまま試合を進めた。しかし相手も応戦し、僅差のまま得点は10対9。ここから失点が重なり、タイムアウト後も良い流れを掴めず、相手に逆転を許してしまう。優位を取り戻したい東大は、ここでも巧みなサーブを中心に流れをつくり、18対15とリードを奪う。その後再び相手の反撃も受けたが、動じない。終盤には東大は相手のスパイクに対応し、サービスエースなどで一気に得点を重ね、25対20で第1セットを獲得した。

 

サーブで流れを掴み、得点を重ねる(撮影・五十嵐崇人)

 

 良い流れを保って勝利を目指したい東大は第2セット序盤、相手を翻弄するサーブで得点し、相手に優位を渡さない。一方相手はタッチネットやドリブル(1人の選手が続けてボールに触れてしまう反則)などによる失点が目立ち、タイムアウト後も東大の勢いは止まらなかった。東大はサーブで攻めて相手を崩し、レフトにボールを集めてスパイクで相手の弱点を突いた。終盤まで有利な試合を進め、25対18で第2セットも獲得、ストレートで大阪大に勝利した。

 

攻勢を緩めず、レフトからのスパイク(撮影・五十嵐崇人)

 

 東大女子バレーボール部は、今回の七大戦では3勝3敗、7大学中3位の結果となり、入賞を果たした。第3セットにまでもつれ込んだものの流れを掴めずに惜敗した試合が複数あった一方で、丁寧に試合を組み立ててデュースを取り切り勝利した試合もあった。前大会の4位という結果を上回った今大会、引き続き秋のリーグ戦での活躍も見逃せない。

 

〈七大戦 女子バレーボール部 試合結果〉

第1試合  東大 ◯ 2 – 0 ● 大阪大

          25 – 20

          25 – 18

第2試合  東大 ● 0 – 2 ◯ 東北大

          11 – 25

          12 – 25

第3試合  東大 ● 1 – 2 ◯ 九州大

          25 – 20

          12 – 25

           9 – 15

第4試合  東大 ◯ 2 – 0 ● 京都大

          25 – 9

          25 – 14

第5試合  東大 ◯ 2 – 1 ● 北海道大

          25 – 19

          23 – 25

          16 – 14

第6試合  東大 ● 1 – 2 ◯ 名古屋大

          29 – 27

          16 – 25

          12 – 15

最終結果:3位/7大学

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