東大と帝京大学は3月13日、「連携及び協力に関する包括協定」を結んだ。研究や、人材の交流・育成などの点で連携と協力を推進する。
両者は本部が23区内にあり、立地を生かして以前から協力していた。発表では、日本の成長のために国立大と私立大の枠を超えた大学間協力が求められていると指摘。協定締結後は、ともに総合大学であることを強みに、脳科学分野などで学際的分野の拡充や文理融合の推進を目指す。
東大は1月にお茶の水女子大学との間で「連携及び協力に関する包括協定」を締結。多様性と包摂性を重視する人材の育成を目指すとしていた。2020年3月には早稲田大学と「連携・協力の推進に関する基本協定書」を締結している。