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2024年3月6日

30% Club Japan大学グループ 「多様性のある大学運営」に向けたコミットメント発表

 30% Club Japan大学グループに加入している9大学のトップは、2月13日、「多様性のある大学運営」に向けたコミットメントを発表した。30% Club Japan大学グループに参加する大学のトップ1人1人が具体的な目標を言語化することで、実現への道筋を作ることを目指す。

 

 東大の藤井輝夫総長は、コミットメントで、東大の学生や教員、学部長・研究科長等の上位職に占める女性の割合が低いことに対する課題意識を示し、その対策を明らかにした。2027年度までに東大教員の約25%を女性とすることを目指し、学内組織に対して女性教授、准教授の人件費を一定期間サポートするプログラムなどを実施している。将来的に上位職に就く女性教員を増やすため、女性研究者を対象としたキャリアアップやスキルアップを支援するプログラムの充実にも取り組んでいる。大学構成員全員の意識改革を進めるために本年度から全教職員向けのジェンダー・エクイティ研修を実施している。

 

 30% Club Japanは、2030年をめどに、TOPIX100の取締役会に占める女性割合を30%にすることを目標に掲げるキャンペーン。30% Club Japan大学グループは、目標達成に向けた活動に取り組むワーキンググループの一つ。東大、大阪大学、お茶の水女子大学、慶應義塾大学、昭和女子大学、上智大学、津田塾大学、同志社大学、新潟大学が参加する。

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