文化 2021年07月03日 【100行で名著】誰のための報道か——角南圭祐『ヘイトスピーチと対抗報道』 100行で名著 ♪今すぐ走り出したいのに 止まれと言われ 歩けと言われ 転んだだけで見捨てられて——(浜田省吾『独立記念日』) ◇ 「転んだだけで見捨てられ」るのが高校生ならば、転んでもいないのに見捨てられるのが現代日本に暮らすマイノリティーである。 角南圭祐『ヘイトスピーチと対抗報道』(集英社新書、2021年)は、こうした現状を直接取材した著者が、マイノリティーを脅かす差別と、それを「中立報道」 続きを読む 【100行で名著】誰のための報道か——角南圭祐『ヘイトスピーチと対抗報道』 2021年07月03日 100行で名著 【100行で名著】『南方熊楠と宮沢賢治 日本的スピリチュアリティの系譜』鎌田東二 2021年04月30日 100行で名著本 【100行で名著】 『第一阿房列車』内田百閒 2019年11月16日 100行で名著本 【100行で名著】 『もの食う人びと』辺見庸著 2019年10月26日 100行で名著本 « 1 2 3