合格を勝ち取った新入生の多くが最初に行う手続きの一つに、初修外国語の選択がある。少なくとも1年間は必修で学ぶ科目のため、慎重に選択する必要がある。英語の成績が優秀な新入生には、英語・日本語を含む3カ国語を使いこなす人材を育成する「トライリンガル・プログラム(TLP)」の受講資格が与えられる。どの外国語を選ぶにしても、その外国語が使用されている新たな世界に触れることになるだろう。実際に履修した学生に、それぞれが持つ魅力や特徴を語ってもらった。(構成・五十嵐崇人)
イタリア語
英語とも日本語とも異なる品詞や時制の扱いにはとても苦労しました。イタリア語は英語と違って名詞に男性名詞、女性名詞があり、動詞には多数の活用パターンがあります。また時制については、英語には無いような「遠過去」などがあり、私も完全には理解できておらず、現在進行形で苦労しています。しかし学習を通して見えてくるイタリアの習慣や文化を先生が解説する時は、イタリアを近くで感じることができてやりがいを感じます。(文Ⅱ・1年)