23年度Sセメスターからは前期教養課程でオンライン受講申請を実施しないと2月21日、教養学部が発表した。基礎疾患や新型コロナウイルス感染症に対してハイリスクな同居者を持つ学生は、22年度Aセメスターまで申請の上でオンライン受講が可能だった。
教養学部は東京大学新聞社の取材に対し「現状をふまえ本学の授業実施方針が改訂され、これを受けて学部内の関係会議で総合的に検討した」とコメントしている。
20年度Sセメスターでは全ての授業がオンラインで行われた。20年度Aセメスターからは一部授業が対面で実施されたが、学生は申請すれば担当教員の対応可能な範囲でオンライン授業を受講することができた。同措置は基礎疾患やハイリスク同居者、感染不安などの事情がある学生を対象に21年度も継続され、22年度は上記のうち基礎疾患とハイリスク同居者の場合のみ申請を受け付ける方針に転換した。教養学部は22年度Aセメスターでオンライン受講を選択した学生数を公表していない。