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2015年4月11日

3年ぶり、安田講堂で卒業式

2014年度卒業式が3月25日、3年ぶりに安田講堂で行われ、学部生3160人が卒業した。24日には学位記授与式が挙行され、修了生4320人に学位記が贈られた。
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卒業式の告示で濱田純一前総長は、東日本大震災をきっかけに科学に不安が向けられたことなど4年間の「時代の重み」を忘れないことが重要だと主張。90年前に建てられ、14年度に改修工事を終えた安田講堂の「歴史の重み」を感じ今後活躍してほしいと述べた。
卒業生答辞を述べたのは豊田良順さん(理・卒)と村重陵さん(文・卒)。豊田さんは「第一線の先生と優秀な仲間に囲まれ、充実していた」と大学生活を回顧。村重さんは「あらゆる言葉に真剣に向き合い、卒業後は東大という名を背負っていく」と決意を述べた。
安田講堂で両式が行われるのは11年度以来。12、13年度は安田講堂の改修工事のため、有明コロシアム(江東区)で行われた。

この記事は、2015年4月7日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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