今季から2部に降格した東大ア式蹴球部男子(東京都大学サッカーリーグ)は4月10日、リーグ戦初戦の対戦相手、東京都立大をホームに迎え東京都大学サッカーリーグ2部・第2節に臨んだ。
開始早々の4分、右コーナーキックから都立大・花田大樹に角度のない所から先制点を決められる。試合序盤から運動量で勝る都立大を攻めあぐねた東大は、前半を無得点で終えた。
最高気温が25度を超え夏日となったこの日、後半に入って都立大の運動量が落ち、東大のボール支配率が上がると、59分に石丸泰大(養・4年)が中央から相手ディフェンスを振り切り、同点シュートを決めた。77分、右サイドからのクロスボールを谷晃輔(文Ⅱ・2年)がヘディングで合わせ勝ち越しゴールを決めるが、直後のリスタートで東大守備陣の油断から、都立大・内藤出に同点ゴールを許した。
初戦を引き分けで終え、松波亮佑主将(工・4年)は「今季の目標は、2部優勝で1部昇格。シーズン前のフィジカルトレーニングで(今日の試合は)暑さの中でも動き負けなかった。失点シーンで見られたチームの隙を無くすことが大事」と、新シーズンに向けた意気込みを語った。(取材・園田寛志郎)
【記事修正】2022年4月13日午後3時0分 写真のキャプションの「写真右」を「写真中央」に修正しました。