東大は1月22日から受け付けていた、2次試験の出願を2月2日に締め切った。出願最終日の状況は(表)の通り。
現時点では文Ⅲ、理Ⅰ、理Ⅲで志願者が前年度から増加した一方、文Ⅰ、文Ⅱ、理Ⅱで減少。文系では、文Ⅲで第1段階選抜が行われなかった前年度とは反対に、文Ⅰ・文Ⅱの倍率が第1段階選抜倍率を下回る可能性がある。理系では、20年度以来の理Ⅱ志願者の増加傾向が止まり、理Ⅰ志願者数との差が前年度より拡大した。志願倍率は最も高い理Ⅲで4.29倍、最も低い理Ⅰで2.78倍となっている。
河合塾が実施している自己採点システム「共通テストリサーチ」のデータから作成された東大合格のための共通テスト得点率のボーダー予想は文科各類でいずれも86%、理系では、理Ⅰが88%、理Ⅱが87%、理Ⅲが92%で、前年度入試から変わらなかった。
第1段階選抜の結果は13日に発表される。