イベント

2024年11月5日

【寄稿】「揺らぐ距離に想いを馳せて」 東京大学制作展が11月7日から本郷キャンパスで開催

東京大学制作展画像

 

 東大大学院情報学環・学際情報学府の学生を中心に、多様な学生が芸術作品を公開する、東京大学制作展2024が11月7日〜11日に開催される。運営に携わる学生に、イベントの概要について寄稿してもらった。(寄稿=東大大学院学際情報学府先端表現情報学コース 修士1年・都築あい)

 

 東京大学大学院情報学環・学際情報学府が主催する、東京大学制作展が2024年11月7日(木)から11日(月)まで、東京大学本郷キャンパスで開催されます。

 

 東京大学制作展は、情報・メディアアート分野を専門とする教員達の監修のもと、学際情報学府の学生を中心に、多様なバックグラウンドを持つメンバーたちが作り上げる展覧会です。大学生活の中で得た学びや気づきを「作品」として様々な形で表現します。作品制作に加えて企画から運営まで、すべて学生が主体となって行っています。

 

 東京大学制作展2024のコンセプトは「付いて離れて」です。このコンセプトでは、人や物事など様々なものに対する距離感について、「付かず離れず」という受身の姿勢ではなく、「付いて離れて」という能動的な姿勢で考えていきます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

テクノロジーとアート、人間と機械、作品と鑑賞者……
私たちが自己や世界との距離を測るとき、それらと付かず離れず、曖昧で消極的な間に漂泊していてよいのだろうか。
本展覧会を通して、付いて離れて、行き交いながら、自発的で新しい関係構築を志向してゆく。

 

プロデューサーからのコメント

 

 「付いて離れて」というタイトルの通り、本展覧会の企画にあたって、私たちは「距離感」というものに焦点を当てています。

 

 人と人、表現と技術、そして人間とテクノロジーがどのように交錯し、時に融合し、衝突するのか。この急速に変化する世界で、私たちはどのような距離感をもって他者や社会、そして自らの内面に向き合うべきなのか。

 

 展覧会に並ぶ作品は、距離の揺らぎから生まれる融合と反発の瞬間を捉え、観る者に新しい視点を提示します。広大な本郷キャンパス内に点在する複数の会場を、付いて離れて、行き交いながら、距離感や関係性が揺れ動く表現を体感してください。(学際情報学府修士1年 真田将太朗)

 

関連情報

 

開催場所:東京大学本郷キャンパス

・工学部2号館
 2F フォーラム
 2F 展示室
 9F Sky Presentation Room

・情報学環本館
 B1  情報学環オープンスタジオ

 

会場時間:2024年11月7日(木)から11日(月)各日11:00-19:00(最終日のみ17:00 に閉場)

 

イベント情報:https://www.iiiexhibition.com

 

来場登録:https://iii-exhibition2024.peatix.com/
入場には来場登録が必要です。来場登録は、当日会場でも可能ですが、混雑が予想されるため事前に登録することを推奨しています。

 

対象:一般向け

 

参加費:無料

 

主催:東京大学大学院情報学環・学際情報学府

 

お問い合わせ先:utokyo.iii.exhibition [at] gmail.com

 

各種SNS:

 X https://twitter.com/iiiexhibition/

 Facebook https://www.facebook.com/iiiexhibition/

 Instagram http://instagram.com/iiiexhibition/

 

東京大学制作展クリエイターズ基金:https://utf.u-tokyo.ac.jp/project/pjt187

 

アクセス:
千代田線 根津駅 より 徒歩11分
南北線 東大前駅 より 徒歩9分
丸ノ内線 / 都営大江戸線 本郷三丁目駅 より 徒歩15分

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