受験

2022年3月1日

【随時更新】これさえ読めば丸分かり! 合格後のイベント一覧 2022【春から東大】

 長かった受験勉強もこれで一区切り。受験から解放されたら我慢していたあれこれに取り掛かりたい人もいるだろう。しかし、合格後1カ月弱は入学手続きや引越しなど、大学生活に必要な準備も多い。東大生の仲間入りを果たすまでの間に、どんな予定が待っているのか。今からスケジュールをよく確認しておいて、新しく始まる生活に備えよう。

 

※情報は2022年3月10日時点のものです。最新情報は随時更新します。

 

本記事はイベントの簡単な説明と一覧になります。各イベントの詳細および最新の状況についてはこちらの記事でより詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

【東大に合格した君へ】女子オリとは? プレオリとは? 入学までの生活準備

 

はじめに 新生活に備えて……

 

 大学生になると自分で各種申請をする機会が増えます。まずは申請の際に欠かせない印鑑を用意しましょう。アルバイト代の管理などには銀行口座も必須。口座は銀行の支店などで基本的には無料で開設できます。学内や家の近くにATMがある金融機関の口座を持っておくと便利です。駒場Ⅰキャンパスには、正門横に三井住友銀行とゆうちょ銀行、駒場東大前駅にはみずほ銀行のATMがあります。

 

 また、大学生活では大きな買い物も増えるのでクレジットカードが便利です。店頭や郵送でも申し込めますが、インターネット申し込みが簡単です。本人確認と、未成年者なら親権者同意を終えるとカードが送られます。

 

 1人暮らしを始める人も多いはず。人気の物件はすぐに埋まるため合格発表の前から部屋探しを始める方がいいです。合格発表前から予約できる物件もあります。寮に住む選択肢も視野に入れましょう。部屋選びの際は、可能なら内見をするといいでしょう。その際寸法を測って、部屋の間取りをイメージしておくのがお勧めです。駅から近い、近隣にスーパーがあるなど、譲れない条件をあらかじめ考えておくと困りません。

 

 1人暮らしをする学生の多くが2年生までは駒場周辺に住むことになります。駒場東大前に停車する京王井の頭線沿いに住むのが便利ですが、家賃は高め。乗り換えに便利な小田急線や京王線沿いに住む学生もいます。

 

合格発表・入学手続き

 

合格発表 3月10日

入学手続き(郵送) 3月11日~3月15日午後5時(必着)

 

 10日正午ごろ、東大のウェブサイトに合格者の番号が掲載されます。合格者にはレタックス(電子郵便)で合格通知書が送られます。2次試験終了後に配られる入学手続き書類を期限内に東大に届くよう余裕を持って郵送します。後日、手続き完了の知らせと諸手続きに必要な書類が送られてくるので、大切に保管しましょう。

 

東大女子のためのオリエンテーション

 

3月26日、27日

 

 女子オリは学生自治会による新入生女子向けのイベントです。例年200人ほどの新入生が集まるため、女子学生が少ない東大でも多くの女子学生と知り合える絶好の機会です。東大出身者の講演会や食事会などが企画されており、新入生同士の交流はもちろん、東大生の先輩に、授業やサークルなど入学後の東大生活について話を聞くことができます。21年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため対面・オンラインで同時開催されました。詳細はこちらの記事でも説明しています。申し込みはこちらから。

 

諸手続き

 

理科 3月28日

文科 3月29日

 

 科類ごとに駒場で手続きをします。例年混雑するので、早めに来ておくといいでしょう。1号館で各種書類の受け取りや提出を行います。「履修の手引き」なども配布されます。さらに、手続きと並行して、前年度入学の同じクラスの先輩(上クラ)との顔合わせも行われます。プレオリ(懇親会および履修会議)は330日(理I〜Ⅲ31日(文I〜Ⅲ、インタークラス)に開催。

 

 1号館を出ると、にぎやかなサークルの勧誘が待っており、これをテント列と呼びます。精力的な勧誘に負け、なされるがままテント列を回っていると、列を抜けたときには数時間経っていた、なんてことも。新歓用にメールアドレスやLINEを交換することも多いので、個人情報の管理には十分気を付けてください。諸手続き、プレオリ、テント列について詳細はこちらの記事もご確認ください。

 

新入生学部ガイダンス

 

理科 3月下旬~(動画・資料参照は4月末まで可能)(予定)

文科 3月下旬~(動画・資料参照は4月末まで可能)(予定)

 

 サークルオリエンテーション未定教務課や教員から、施設利用や履修上の注意などを説明されるガイダンスがあります。今年はオンデマンド方式の動画視聴形式およびウェブサイトへの資料の掲載によって実施される予定です(2021年12月時点)。

 

 本年度は学部ガイダンスの日の午後に対面でのサークルオリエンテーション実施が目指されています。各サークルが教室にブースを構え、新入生は各ブースを回ってサークルの説明を受けます。諸手続き後のテント列とは異なり、新入生が自主的に、興味のあるサークルの説明を聞きに行くことができるのが特徴です。ビラなどを参考に、見に行くサークルを事前に絞っておくといいでしょう。

 

オリ旅行

 

 例年は上クラの企画の下、クラスごとに1泊2日の旅行先に行き、親交を深める機会だった「オリ合宿」。本年度は「オリ旅行」という名前で日帰りのイベントとして実施される見込みです。合宿中に自治委員、五月祭・駒場祭連絡係などのクラス委員を決めたり、上クラと履修について相談したりしていました(20年・21年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止)。オリ旅行についてはこちらの記事もご確認ください。

 

授業開始

 

4月6日

 

 例年4月12日に入学式が開催されますが、その前に授業が始まります。最初の授業では、授業の概要や単位認定・成績評価について説明されることが多いですが、いきなり授業を開始する場合もあります。「鬼」や「仏」といった、教員の評判が流布するのもこの頃。単位の取得しやすさや課題の分量、評価の厳しさによって評判が付けられます。しかし、履修する授業はあくまで自分との相性や興味の有無など、さまざまな要素を見て総合的に決める必要があるでしょう。

 

東大教養学部 4月から対面授業再開 歓迎の一方で「つらい」という声も

 

入学式

 

4月12日

 

 2022年度も日本武道館で開催されます。式典は例年1時間20分で、総長の式辞や応援歌の斉唱、入学生の総代による宣誓などが行われます。合格者へ送付される案内には新入生の家族等1人が入場できることが記されており、入場券も同封されていますが、新入生本人のみが参加可能な形に変更となったことが3月10日、明らかになりました。

2022年度入学式 家族などの入場を見送り

 

【関連記事】

コロナ禍の東大生は1年次をどう過ごしたか 編集部員による座談会

【東大に合格した君へ】女子オリとは? プレオリとは? 入学までの生活準備

オリ合宿中止へ 代替案で「オリ旅行」

コロナ禍で3回目の入試 文理約8500人が受験

タグから記事を検索


東京大学新聞社からのお知らせ


recruit

   
           
                             
TOPに戻る