ラグビー部(対抗戦グループB)は7月2日、学習院大学との春季交流大会に臨み、52─25で勝利した。フィジカルで学習院大を圧倒し、奪ったトライは八つ。後半は学習院大にじわじわと追い上げられたが、結果ダブルスコアでの勝利となった。(取材・安部道裕)
東大 | 35 17 | 52
学習院| 5 20 |25
昨年の対抗戦で1点差で敗北した学習院大相手に東大は前半から激しく攻撃を仕掛けていく。得意のフィジカルを生かして攻撃を組み立てる東大は、前半だけで五つのトライを奪うことに成功。コンバージョンもすべて決め、35─5と大量リードで試合を折り返した。
後半も開始早々から二つのトライを奪い、さらに学習院大を突き放していく。このまま東大ペースでゲームが進行するかと思われたが、暑さによる疲労からか東大は徐々に元気を失ってしまう。その後は学習院大に3連続でトライを奪われ、じわじわと追い上げられていくが、ここで途中出場の安富悠佑(農・3年)がトライ。悪い流れを断ち切り52─25とダブルスコアで試合終了となった。
・國枝主将のコメント
昨年の対抗戦で1点差で敗れた相手に雪辱を果たせたのは良かったです。2年生の木村デイビス泰志などを中心に、下の学年の選手の活躍がチーム全体に良い影響をもたらしています。前半はフィジカルで相手を圧倒できましたが、後半は崩れてしまったので、今日見つかった課題を意識しながら次の春最終戦に臨みたいと思います。
・青山監督のコメント
フィジカルでは優位に立ちましたが、それを生かしきれていませんでした。勝利はしたものの課題の多く残った試合で、特に後半だけのスコアを見れば負けています。次戦の春最終戦に向けて、そして秋に向けて改善していきたいです。
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