ラグビー部は5月14日、早稲田大学と定期戦を行い、7─53で敗れた。早大の素早いパス回しに翻弄され、前半は大差を付けられた。しかし、後半に1トライを決め、強豪相手に一矢報いた。(取材・黒田光太郎)
東大 |0 7|7
早稲田 |34 19|53
試合開始早々、早大の素早いパス回しに翻弄され、先制トライを許す。一方の東大は思うようにボールを運べず、前半0─34と大差をつけられ前半を折り返した。それでも後半、東大は立て直し、地道にゴールライン手前までボールを運んでいく。しかし、早大の対応力に阻まれ、トライは奪えない。その後も何度かチャンスをつくるも得点まで至らず。このまま終わってしまうかと思われたが、東大が意地を見せる。ゴールライン手前までボールを着実に運ぶと、スクラムハーフ・鈴木陸人(工・3年)が最後にトライをねじ込んだ。コンバージョンキックも決め、7点を奪取。しかし、後半でも早大に3トライを奪われ、試合終了となった。
強豪相手に力の差を見せつけられる試合だったが、スクラムでは引けを取らなかった。ミスを減らして、強みのフィジカルを生かせば、勝利も見えてくるだろう。
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