駒場Iキャンパスの野球場で日々練習を積む東大軟式野球部。早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、立教大学、法政大学の各軟式野球部とともに東京六大学軟式野球連盟に所属している。2022年は春季リーグで3位に入るも、秋季リーグ戦では6位と悔しい結果に終わった。今回は、秋季リーグ戦後の新人戦・阿久澤杯での奮闘について寄稿してもらった。(寄稿=横山秀太、東京大学運動会軟式野球部)
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軟式野球部秋季阿久澤杯第1戦 vs慶應義塾大学(10月25日)
秋季リーグ戦が終わり、10月25日に行われたのは秋季新人戦(通称:阿久澤杯)。東大は1、2年生からなるチームが慶應義塾大学と対戦した。
先発マウンドに上がったのは檜山岳(理I・2年)。バッテリーを組むのは、今回の新人戦で監督を務める真田恒(文III・2年)である。
東大は序盤から攻め込まれる展開となる。初回、安打と四球で無死満塁とされると、そこから適時打を打たれ、先制を許す。さらにその後も相手の攻撃は止まず、この回だけで4点を奪われてしまう。
東大が反撃に出たのは三回表の攻撃。益田健太郎(理I・2年)が左安で出塁すると、続く真田が右安を放ち、無死一・三塁とする。そこから相手野手の失策の間に益田が生還、ついに1点を返す。しかし、東大の得点はこの1点に留まる。
続く四回、ピンチは再び訪れる。先頭打者を打ち取るも、続く打者に四球を許し、1死一塁とされる。そこから失策が続き、この回だけで3点を追加されてしまう。五回にも1点を追加された東大は、四回表に三宅偉斗(文I・1年)が右安を放ったのを最後に打線が沈黙、無念の七回コールド負けを喫した。