駒場Iキャンパスの野球場で日々練習を積む東大軟式野球部。早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、立教大学、法政大学の各軟式野球部とともに東京六大学軟式野球連盟に所属しており、2022年春季リーグ戦では3位に入るなど好成績を収めている。今回は、22年秋季リーグ戦での奮闘について寄稿してもらった。(寄稿=横山秀太、東京大学運動会軟式野球部)
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軟式野球部秋季リーグ第8戦 vs明治大学(9月29日)
東大|000000000|0
明大|21140200X|10
2勝5敗で迎えた9月29日の秋季リーグ第8戦。相手は、前回2ー6で敗北を喫している明治大学だ。強力・明大打線に対し、東大は林隼介(理I・2年)を先発マウンドに送り込む。
試合は初回から動いた。一回裏の明大の攻撃、二死から死球と安打で一三塁とされると、そこから2連打を浴び、2点を先制される。
その後も明大の攻撃は止まらない。東大は、二回、三回と続けて追加点を許し、4点差にまでリードを広げられる。四回には二番手・泉湧太(農・3年)に継投するも、二死三塁から連打を浴びるなど、さらに4点を奪われ、8点を追う展開となる。
なんとか反撃をしたい東大。二回の丸澤勇介(法・3年)が中安打、八回の柳智仁(理Ⅲ・2年)が左安打を放つも、この試合で放ったヒットはその2本のみ。攻撃の糸口を見いだせない東大は、相手投手陣に完全に抑え込まれ、三塁を踏むことすら許されない。
六回以降、檜山岳(理I・2年)、安藤拓登(理I・2年)と継投をするも、相手打線の勢いは止まらなかった。六回には2点を追加され、反撃できないまま0ー10での完封負けを喫した。1点が遠かった東大。今季リーグ戦、明大に2連敗を喫し、痛い6敗目となった。
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