軟式野球部(東京六大学軟式野球連盟)は10月24日、立教大学が早稲田大学に敗れたことで2013年春以来のリーグ優勝を決めた。同26日の早大との今季最終戦にも4―3で逆転勝ちし、7勝2敗1分で今季を終えた。優勝した東大は今月12日からの東日本大学軟式野球選手権大会への出場が決定。前回出場した12年秋にはベスト8へ進出している。
東大は今季、初戦で慶應義塾大学に敗れるも、3連勝で首位タイに浮上。第5戦では慶大に再び敗れるが、その後一つの引き分けを挟む3連勝を収め、早大の失速にも助けられて首位を独走。唯一東大に並ぶ可能性のあった立大が24日に敗れたことで、東大の9季ぶりの優勝が決まった。
早大との最終戦は、同点の六回に勝ち越しを許し、打線は三回以降安打が出ない苦しい展開。しかし九回、二つの四球で2死一二塁の好機をつくると、新造英朗選手(農・3年)が左中間へ同点適時二塁打を放つ。なおも2死満塁から押し出しで逆転に成功した。
●平野裕監督(工・3年)
「エースの西野巧人を中心に、安定した守備陣と強力打線がかみ合い、白星を積み重ねられた。勢いに乗って東日本も勝ち抜きたい」
この記事は、2017年11月7日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。
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