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2016年10月22日

【部員が見る軟式野球⑦】明大にノーヒットノーラン喫す 東日本大会出場の可能性が消滅

軟式野球部秋季リーグ戦第7戦vs明治大学(10月13日)

 

明治 0 0 0 0 0 0 0 2 1 | 3

東大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 | 0

 

リーグ戦初先発となった吉川投手(写真は軟式野球部提供)
リーグ戦初先発となった吉川投手(写真は軟式野球部提供)

 

  自力での東日本大会進出が消滅しあとがない東大は、目下首位を走る明治大学との第7戦の先発マウンドをリーグ戦初先発となる二年生右腕吉川(文Ⅲ・2年)に託す。その吉川は立ち上がり、3つの四球を与え危機を背負うものの、落ち着いたフィールディングを見せ無失点で切り抜ける。初回こそ不安の見えた吉川であったが2回以降は本来の打たせて取る投球でテンポよく5回までを無安打に抑え、根気強く味方の援護を待つ。しかし東大打線も5回まで明治大学先発山下から1本の安打も奪えない。3回には死球で出した走者で揺さぶりをかけようと試みる場面もあったが、走塁死と試合の流れをつかめない。

 

 膠着した試合展開の中、先に動いたのは東大。6回に先発吉川に代えてリーグ戦ここまで主に抑えとして活躍し防御率0.90と抜群の安定感を誇る西(農・3年)をマウンドに送る。西は締まった試合展開の中、キレのある変化球で強力明治打線を封じる。投手陣の踏ん張りに応え何とか1点が欲しい東大であったが、7回まで死球と失策の走者3人しか出せず苦しい攻撃が続く。

 

 試合が動いたのは8回。2死から失策の走者を得点圏に置き、明治の四、五番に連打を浴び2失点を喫する。9回にも西の後を受けた大川(工・3年)が2つの失策が絡んで1失点。終わってみれば明治大学山下に打者29人ノーヒットノーランを許し3-0で完封負け、東日本大会の出場の可能性が消滅した。

 

軟式野球部 菅谷由祐(文Ⅲ・2年)

 

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