高校までの勉強では、あらかじめ用意された問題に答えていればよかった。難しい問題もたくさんあったけれど、解答は大抵一つに決まっていた。わからないことがあれば、先生や教科書が教えてくれた。もちろん私たちは熱心に勉強したが、求める答えは、探す前からそこにあった。私たちは、それを目がけて一心に走ればよかった。
けれど、高校を卒業した後の人生は違う。私たちの大学生活に、答えはない。
学生団体に入るなら、目指す目標は自分たちで決めなくてはならない。何かを研究するとしたら、問いを立てるところから始める必要がある。答えは一つと限らないし、見つからないかもわからない。時には、教授にも先輩にもわからない難問に、一人で立ち向かわなければならない。
しかし、恐れる必要はない。大学生活のどこかにきっと、自分の世界を変える可能性が眠っているから。
そんな自分の可能性を探すとき、ヒントになるものが必要だ。たとえば、気鋭の東大教授が熱中する研究、若手起業家が語る未来の構想、東大を卒業して夢を追いかけたOBの回想。東大新聞は、東大のニュースを報じるとともに、各界の先輩やフロントランナーたちからそんなヒントを聞き、時に自らの考えを文章にまとめ、記事として発信しています。
私たちと一緒に、大学生活のヒントを探しに行きませんか。
東京大学新聞は1920年創刊の学生新聞で、これまでに株式会社「リクルート」の創業者・江副浩正氏や映画監督の想田和弘氏など、多彩な人材を輩出してきました。現在は紙面の週刊「東京大学新聞」とweb版の東大新聞オンライン、2つの媒体を持ち、東大の関連ニュースや学生、教授、卒業生のインタビューを記事として発信しています。
このうち、東大新聞オンラインの職種はライター、エディター、文化事業部、広告営業、動画制作、デザイナー、English Writer/Editorの7つ。募集対象は、大学院生を含む全学年です。やる気があれば、どなたでも参加できます。
ライター:東大に関わる情報を収集し、記事として発信する。取材対象は東大教授や卒業生、学内で開催されるイベントなど多岐にわたる。仕事を通じて、会いたい人にインタビューしたり行きたいイベントに参加したりできる。文章力や話を聞き出す能力を磨き、興味分野に対する関心を深められる。
これまでの取材例:桝太一さん(日本テレビアナウンサー)、藤澤希美歌さん(2014ミス東大)
エディター:毎週月曜日の編集会議で、企画や記事について話し合う。ライターが魅力的な記事を作成できるよう助言や校正を行い、SNSで拡散する。多くの記事に目を通す中で、魅力的な文章・コンテンツの条件が見えてくる。WordPressやSNSの運用に詳しくなる利点も。
これまでの記事例:目標の喪失から中央アジアへ【連載ロシア留学記1】、「イスラーム世界」との邂逅【連載パレスチナ留学記1】
文化事業部(イベントプロデューサー):教授や実業家、政治家、芸能人などを招いたイベントの企画・運営を行う。文化祭のインターネット配信も手がける。企画立案能力、マネジメント能力のほか、ビラ作成やオンライン記事の執筆を通してマルチメディアで仕事をするスキルが身につく。
これまでのイベント例:想田和弘監督×家入かずま氏対談イベント『これからの「選挙」の話をしよう。』、木寺祥友さん(起業家)講演会、五月祭ニコニコ動画生放送
広告営業:東大新聞オンラインの収益源となるバナー広告やネイティブ広告を作成・管理する。インセンティブとして、学生にも報酬あり。学生の活動でありながら、企業と交渉する経験を積むことで、ビジネスの基礎や、営業力が身に着く。広告代理店勤務のOBとともに仕事をすることも。
動画制作:東大新聞オンラインの新たなコンテンツとして動画を制作する。経験者歓迎。始まったばかりの企画なので、どれだけ面白いことができるかは新入部員次第です。
デザイナー:記事の要となる画像や、イベント広報のためのポスター・ビラなどを作成する。
English Writer/Editor:東大新聞オンラインの新たなコンテンツとなる英語記事の執筆や編集を行う。駒場の授業Journalistic Writing受講生がつくる雑誌Komaba Timesの転載も。留学志望者など、英語の文章力を高めたい学生に最適。
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