東大新聞オンラインで3月に公開した記事の3月中のアクセスランキングを調べたところ、1位は3月10日に行われた2018年度入学試験(前期日程・外国学校卒業学生特別選考)の合格発表に関するニュース記事だった。今回は前期日程で3014人、外国学校卒業学生特別選考で40人が合格。同日の記者会見で東大は、今回から復活した理Ⅲ志望者を対象とする面接について「医療者としての適性を持つ学生を獲得できたと考えているが、効果については追跡調査をする必要がある」とコメント。記事ではその他にも復活後2年目を迎えた合格者番号掲示を見に来た受験生らの様子を、多くの写真を交えて速報した。東大入試の最後を飾る合格発表が、例年通り大きな注目を集めたようだ。
今回のアクセスランキングでは受験生向けの記事が六つランクインした。「東大に実家から通えるのはどこまで?」と題して遠方から東大に通う経験を持つ学生の体験談を紹介する記事や、東大で履修できる外国語を紹介する記事も多く読まれていた。
受験以外の話題では、2位に英教育専門誌『タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)』発表の最新版アジア大学ランキングの記事がランクイン。大学ランキングの記事は、毎回多くのアクセス数を記録している。東大は直近3年で低迷が続き、今回は13年の発表開始以来最低の8位。記事では、5項目の評価軸のうち東大の強みとされていた「研究」「教育」で点数が落ちたことを説明している。
7位の記事では、東大の女子学生によるアイドルコピーダンスユニット「東大CHOCO=CROW」が出場した、女子大生アイドル日本一を決定する大会の模様を数多くの写真と共に伝えた。東大CHOCO=CROWは17年12月に行われた関東予選を2位の成績で突破し、今回の決勝戦に挑んだ。ダンスのミスなど反省点が多かった関東予選後、倍近くの練習量を重ねてきたという東大CHOCO=CROW。アイドルコピーダンスに取り組みつつ勉強にも励むメンバーやプロデューサーが、活動にどのような思いを込めているのかを重点的に取材した。
【2018年3月アクセスランキング】
1 18年度前期日程試験3014人が合格 理科で最低点大幅低下、文科は昨年度並み
2 THEアジア大学ランキング 東大は過去最低の8位 研究、教育で評価落とす
3 【受験生応援2018】東大に実家から通えるのはどこまで?
4 【受験生応援2018】東大生の実態に迫る! 読者の疑問に答えます
5 【受験生応援2018】最も仲の良いクラス? 知られざるインタークラスの実態
7 東大CHOCO=CROW、最後のUNIDOLで決勝戦出場 ラストステージで見せた「攻めの姿勢」
8 【受験生応援2018】初修外国語を決めよう!各言語の特徴・クラスを徹底比較
10 「当たり前」の目標並ぶSDGs 朝日新聞が大々的に推進するわけとは
※当該期間に公開した記事のみを集計
過去のランキング
【2018年1月アクセスランキング】近藤選手の箱根欠場に注目
【2017年アクセスランキング】まつりさんの記事が今年の年間1位に
【2017年12月アクセスランキング】東大生のSNS事情に高い関心
【2017年11月アクセスランキング】東大生の「銀行志向」に関心
【2017年10月アクセスランキング】「ボカロ」関連の記事が人気
【2017年9月アクセスランキング】哲学者の勉強論に高い関心
【2017年8月アクセスランキング】「駒場図書館冷房停止」が1位
【2017年7月アクセスランキング】宮台教授のメッセージに注目
【2017年6月アクセスランキング】「N高」に注目 論文不正問題に依然高い関心
【2017年5月アクセスランキング】高橋まつりさん関連記事に大きな注目