東大新聞オンラインで2月に公開した記事の2月中のアクセスランキングを調べたところ、1位は18年度東大推薦入試の結果を伝える記事だった。18年度は、全学部・全学科合計で100人程度の募集に対し69人が合格。全体の合格者数は2年続けて減少したが、教養学部では初めて募集人員の目安である5人に達した。
2位と3位は学生とベンチャー企業をつなぐスローガン社を創業した伊藤豊代表取締役社長に日本の就職活動について聞いた記事だ。伊藤さんは、優秀な人が大企業に入社後、やりたい仕事をできず志を失うことが多いと指摘。ベンチャー企業への就職をためらう学生に対しては、イメージを持つために小さい企業での長期インターンシップを勧める。就職活動を控えた学生から注目を集めたようだ。
4位から6位には受験生応援の記事がランクイン。4位と6位は東大生が入試当日の過ごし方やハプニングなどを振り返るもの、5位は17年度ミス東大の松本有紗さん(農・3年)とミスター東大の小林亮太さん(文・3年)に受験生へのメッセージを聞いたものだった。9位にも東大生による理科の勉強法アドバイスを転載した記事が入り、入試直前期に多くの受験生に読まれたと考えられる。
7位は18年度東大入試において全科類で第1段階選抜が行われたことを伝える記事だ。最高点は理Ⅰの900点で、満点は東大が第1段階選抜の結果発表を始めて以来初となる。
8位は平昌五輪に合わせた、「雪上のマラソン」とも言われるクロスカントリーの魅力についての寄稿記事。10位は睡眠の専門医に試験前日に熟睡する方法などを聞いた記事だった。
【2018年2月アクセスランキング】
1 18年度東大推薦入試 合格者69人に微減 教養学部で初めて定員満たす
2 東大卒起業家から就活生へ 後編 「新卒はゴールデンチケット」の嘘
3 東大卒起業家から就活生へ 前編 「秀才のジレンマ」から抜け出す方法
4 【受験生応援2018】東大生が振り返る2次本番 〜文系編〜
5 【受験生応援2018】ミス&ミスター東大2017から受験生へ
6 【受験生応援2018】東大生が振り返る2次本番 〜理系編〜
7 18年度東大前期入試 全科類で第1段階選抜 文Ⅱの最低点80点上昇
8 最もタフなスキー競技 平昌五輪「クロスカントリー」の見どころ
9 【受験生応援2018】2次試験直前!現役東大生によるアドバイス 〜理科編〜
10 【受験生応援2018】睡眠専門医・坪田聡さん 入試直前の「睡眠」のアドバイス
※当該期間に公開した記事のみを集計
過去のランキング
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