東大新聞オンラインで12月に公開した記事の12月中のアクセスランキングを調べたところ、1位は東大生のSNS利用に関する記事だった。ツイッター、フェイスブック、インスタグラムに焦点を当て、それぞれの魅力や利用目的、使う上での気楽さの違いについて東大生に取材。あえてSNSを使わない学生からはSNSへ拘束や過度な熱中を懸念する声が聞かれた。
2位には米国のNCAA(全米大学体育協会)に倣い、日本で大学スポーツを一元的に管理し運営支援を行う構想が進んでいることを伝える記事。共通の安全基準や学業成績要件を設けることで、安全性の確保や学業との両立支援などの効果が期待されるという。
3位には東大生の恋愛事情に関する記事。「恋愛結婚学研究所」所長の新上幸二さんによれば、恋愛上手になる秘訣(ひけつ)は「経験を積むこと」で、失敗を恐れず恋愛に積極的に挑むよう東大生へのエールを送った。
4位は、大学対抗で女子大生アイドル日本一を決める大会「UNIDOL」にて「東大CHOCO=CROW」が決勝大会進出を果たしたことを伝える記事。関東予選では、曲ごとに衣装を替えるなどこだわりのパフォーマンスを披露した。決勝大会は2月に開催される。
5位にはQSアジア大学ランキング発表の記事が入った。東大は学術面で高評価を受ける一方、他のアジアの大学に比べ、留学生の少なさなど国際化の面で課題が目立つ。
6、9位にはスポーツの話題がランクイン。6位の硬式野球部の記事では、秋季リーグで20年ぶりに単独最下位脱出を遂げた要因について「チーム一丸となったこと」と浜田一志監督がコメントした。9位はアメリカンフットボール部がリーグ最終戦に敗れたことを伝える記事。リーグ4位に終わった東大はTOP8昇格のチャンスを逃し、森清之ヘッドコーチと遠藤翔主将(経・4年)は悔しさをにじませつつチームの改善点を語った。
7位にはミス日本ファイナリストに岡部七子さん(理Ⅱ・1年)が選ばれたことを伝える記事。出場に踏み切った理由として幅広い教養を身に付けたいという思いを語り、本戦に向けての意気込みを述べた。
8位は推薦入試第1次選考の結果を伝える記事。1次選考で書類審査を突破した135人は面接、センター試験を経て2月の最終合格を目指す。
【2017年12月アクセスランキング】
1 魅力を知れば世界が広がる 東大生に聞く「3大SNS」それぞれの使い方とは
2 大学スポーツの安全性・財源強化へ 日本版NCAA構想に迫る
3 東大生の恋愛事情とは? 専門家が東大生にアドバイス 失敗重ねて恋愛上手に
4 アイドルコピーダンスユニット「東大CHOCO=CROW」が関東予選を突破
6 硬式野球部はなぜ勝ち点を取れたのか? 監督・選手の話で振り返る秋季リーグ戦
7 「最後まで自分らしく」 ミス日本ファイナリストに理II・1年の岡部七子さん
8 推薦入試第1次選考 微増の135人合格 医・健総では初の合格者なし
9 アメフト 最終戦敗れ4位で閉幕 4連勝後に3連敗でチャレンジマッチならず
※当該期間に公開した記事のみを集計
過去のランキング
【2017年アクセスランキング】まつりさんの記事が今年の年間1位に
【2017年11月アクセスランキング】東大生の「銀行志向」に関心
【2017年10月アクセスランキング】「ボカロ」関連の記事が人気
【2017年9月アクセスランキング】哲学者の勉強論に高い関心
【2017年8月アクセスランキング】「駒場図書館冷房停止」が1位
【2017年7月アクセスランキング】宮台教授のメッセージに注目
【2017年6月アクセスランキング】「N高」に注目 論文不正問題に依然高い関心
【2017年5月アクセスランキング】高橋まつりさん関連記事に大きな注目
【2017年4月アクセスランキング】今年も新入生アンケートに高い関心
【2017年3月アクセスランキング】トップは東大生のテレビ 合格発表の記事も上位に