東大新聞オンラインで2月に公開した記事の2月中のアクセス数を調べたところ、1位は2016年開催の「東大ガールズハッカソン」に参加した女子学生と社会人の座談会を特集した記事だった。座談会では、東大内の女子率が2割弱にとどまる中で学生が抱える悩みや、将来の働き方などが話題に。東大女子の本音が垣間見えた座談会に注目が集まった。
2位には、日本語ラップ界を牽引(けんいん)するダースレイダーさんのインタビュー記事がランクイン。東大を中退した経歴を持つダースレイダーさんに、ラップとの出会いや自身の学生生活について語ってもらった。音楽活動での挫折や脳梗塞で倒れた過去などを振り返る中で、違う道を模索していくことの大切さを強調。「困難迎えれば誰でもヒップホップできる」という見出しに表されるダースレイダーさんの生き方や考え方が話題を呼んだ。
5位にランクインしたのは、2月8日に最終合格者が発表された東大の17年度推薦入試の結果を伝えるニュースだった。今回の推薦入試では、全学部・学科合計で100人程度の募集に対し前回より6人少ない71人が合格した。東大の担当者は「一般入試より女子学生、地方学生の比率が高く、多様性を確保できた」と評価。一方、高校との連携の必要性など今後の課題にも言及した。アクセス数の多さから、2年目を迎えた推薦入試に高い関心が寄せられていると分かる。
7位には、硬式野球部の宮台康平投手(法・3年)をデータで読み解く寄稿記事がランクイン。打者との対戦で三振を取った割合である「K%」といった指標を用い、過去のドラフト候補投手と比較しつつ宮台投手の現状を分析した。昨季はけがに苦しんだ宮台投手が今季どのような投球を見せてくれるのか、期待が高まる記事だった。
その他には【東大受験生応援連載】が10位以内に複数ランクインした。2月25、26日に行われた東大の2次試験前には、文系と理系で異なる試験会場の注意点や、ミス・ミスター東大による応援メッセージなどを公開。受験生など受験への関心が高い読者に多く読まれたようだ。
【2017年2月アクセスランキング】
2 東大中退ラッパーを直撃 「困難迎えれば誰でもヒップホップできる」
3 【東大受験生応援連載】16年度ミス・ミスター東大から受験生へ送る応援メッセージ
4 【東大受験生応援連載】2次試験会場、ここに気を付けよう!~文系受験生編~
6 【東大受験生応援連載】2次試験会場、ここに気を付けよう!~理系受験生編~
8 【東大受験生応援連載】現役東大生が語る!東大合格の秘訣とは
9 【東大受験生応援連載】現役東大生が語る!入試当日の後悔とは
10 【東大受験生応援連載】2次試験の次は入学準備を 東大生協が入学準備説明会を開催
※当該期間に公開した記事のみを集計
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