東大新聞オンラインで11月に公開した記事の11月中のアクセスランキングを調べたところ、1位は本郷キャンパスの総合図書館の利用制限に関する記事だった。改修工事が進む総合図書館は、安全面から2017年度に1年間閉鎖する可能性がある。資料利用や学習スペースの確保などの代替サービスが計画されているが、学生への影響は計り知れず、今後の動向が注目される。
2位の記事では、アメフト部が、開幕6連勝で上位リーグとの昇格戦出場を決めたと伝えた。竹之下健三監督は「当たり前のことを当たり前に」、加藤快主将(農・4年)は「絶対に昇格するという気持ちを持つ」と話し、意気込みを見せた。12月4日に拓殖大学を下しリーグ戦全勝とした東大は、12月17日に日本体育大学との昇格戦に臨む。
3位には、本郷キャンパスで11月17~21日に開催された東京大学制作展「FAKE FUTURE」に関する記事がランクイン。制作展では、学生が中心となりコンセプト設定から作品制作、運営を行う。本記事は運営に携わる学生が執筆し、制作展の魅力を多くの写真と共に紹介した。
4位の記事では、英国の教育専門誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」が発表した「就職の強さ」に関する世界大学ランキングで、東大が欧米を除きトップとなる10位になったと報じた。今年6月発表のTHEアジア大学ランキングで東大より上位だったシンガポール国立大学などを上回る結果。東大は昨年の12位、おととしの10位と上位を保っている。
5位にランクインしたのは、東京六大学選抜チームとプロ野球・東京ヤクルトスワローズの奉納試合の記事。明治神宮外苑の創建90周年を記念して11月5日に開催され、東大からは3選手が出場。三木豪投手(農・4年)が1イニングを三者凡退に抑えるなどの活躍を見せた。
8位と10位は、共にラクロス部男子の記事。11月3日の早稲田大学との試合は、11―4の大差で圧勝し、5年ぶりにリーグ決勝へ。12日に慶應義塾大学との決勝に臨んだが、6―12で大敗。来年以降の活躍に期待がかかる。
【2016年11月アクセスランキング】
2 アメフト、完封で開幕6連勝 「BIG8」1位決め、日体大との昇格戦へ
3 初日から300人来場!いま話題の「東京大学制作展『FAKE FUTURE』」ではどんな体験ができるのか?
4 「就職の強さ」で東大が10位に THE世界大学ランキング
5 東京六大学選抜vsヤクルト 東大から3人が出場 三木投手が1回ピシャリ
7 第2段階で志望登録が無制限に 18年度進学選択 評価順位の上位者から内定へ
9 アメフト、全敗・専修大に辛勝 開幕5連勝でチャレンジマッチ進出決める
10 ラクロス男子、慶大にリーグ決勝で大敗 一時リードなど中盤まで互角
※ 当該期間に公開した記事のみを集計
過去のランキング
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