学術

2016年10月8日

【2016年9月アクセスランキング】1位は進学選択 七大戦、秋のスポーツにも注目

(左上から尾計周りに)七大戦の順位変動を表したグラフ、総務省審議官の鈴木茂樹さん、アメフトの開幕戦勝利に貢献した宮山賢済選手(農・4年=右)、「タルマーリー」店主の渡邉格さん。
(左上から時計回りに)七大戦の順位変動を表したグラフ、総務省審議官の鈴木茂樹さん、アメフトの開幕戦勝利に貢献した宮山賢済選手(農・4年=右)、「タルマーリー」店主の渡邉格さん

 

 東大新聞オンラインで9月に公開した記事の9月中のアクセスランキングを調べたところ、1位は今回「進学振分け」から「進学選択」に変わった進学制度の結果を示す記事だった。 第2段階では薬学部、法学部、理学部物理学科など38の学部・学科が定員割れ。今回から一部学部・学科で第3段階が新設されるなど、新しい制度が注目を集めた。

 

 2位の記事では、匿名の告発から東大の医学系・生命科学系の論文22報に不正疑惑が浮上していると報じた。東大は告発を受け予備調査を実施し9月20日に本調査の開始を決定。世間の関心がアクセス数に反映された。

 

 4位は鳥取県八頭郡智頭町にあるパン屋「タルマーリー」の記事。記者が実際に店を訪れ、店主へのインタビューと著書を基に「腐る経済」について考えた。7位は総務省審議官の鈴木茂樹さんへのインタビュー記事。東京オリンピックが開催される2020年に向けたICT(情報通信技術)の可能性に触れ、行政の立場から研究者へ求めることについて意見を聞いた。9位の記事では、iGEMという合成生物学の国際大会に挑む団体の成田佳奈香さん(理Ⅱ・2年)が意気込みを語った。

 

 秋のリーグ戦が開幕したアメフトの記事が3位に、リーグ戦開幕前の硬式野球の記事が10位にランクイン。試合の詳細や写真、選手や監督へのインタビューを紹介した。8位は、七大戦で東大が4年ぶりに総合優勝したという記事。開幕からの順位の変動をグラフと文章で表し、実行委員会の山之城晃士さん(理Ⅰ・2年)へのインタビューで優勝の要因を振り返ってもらった。

 

【2016年9月アクセスランキング】

1       薬・法・理物など定員割れ 進学選択第2段階

2       論文不正疑惑で本調査へ 原則150日以内に判断

3       アメフト 宮山選手の「東大初」の活躍光り43―11で初戦白星

4       「腐る経済」とは何か パン屋「タルマーリー」から学ぶ、地方での働き方とポスト資本主義

5       司法試験合格発表 東大法科大学院は合格者数・合格率共に過去最低

6       京大から国内首位奪回 QS世界大学ランキング アジア5位に上昇

7       研究者と官僚の理想の関係とは? 東大農学部卒の総務省審議官に聞く

8       第55回七大戦 東大が歴代最高得点で4年ぶり11回目の総合優勝

9       細胞分裂で色が変わる大腸菌? 東大生が国際大会金メダルを目指す

10      「勝ち点に向け鍵は投手」 硬式野球・浜田監督 リーグ開幕前インタビュー

 

※ 当該期間に公開した記事のみを集計

 

【2016年8月アクセスランキング】ジェンダー企画、リオ五輪寄稿企画が上位に

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