東大生協駒場購買部(以下東大生協)の駄菓子売り場へ行ってみると、他のお菓子よりも2倍以上のスペースで、棚一段まるまる取って売られているお菓子がある。森永製菓のラムネだ。東大生協の担当者によると、森永ラムネは2018年に入ってから売り上げを伸ばしており、同年5月以降、前年比約2倍の売り上げを記録しているという。森永製菓としても、2014年2月以降、毎年売上を伸ばし続け、特に今年3月以降からは品薄の時期もあったようだ。
森永ラムネといえばロングセラー商品である上、町の駄菓子屋やスーパーで必ずと言って良いほど売られており、子どもの頃に食べたことのある人は世代を問わず多いだろう。しかし、なぜ子どもが好むようなラムネが東大生の来店する東大生協で売れているのか。
実はただの「子どもの駄菓子」ではないのが森永ラムネ。ラベルを見ると「ぶどう糖90%」の文字が。ここに森永ラムネの人気のヒントがあるのではないか。実際に森永ラムネを食べて勉強しているもしくは勉強していたという東大生2人に話を聞き、その魅力に迫る。
勉強の合間に、手軽に栄養補給
━━森永ラムネを習慣的に食べるようになったきっかけは
受験生のとき友人が森永ラムネを食べていたのを見て、なぜ食べているのか聞いたらぶどう糖が豊富だからと言われて。友人が勉強の際に食べていることがきっかけで習慣化しました。周りの友人の間では何人か取り入れている人もいたようです。
━━どのように食べていましたか
勉強の最中や勉強の合間に食べていました。元々何か口に入れて勉強するタイプだったので、安くて甘い上、一口で食べられるラムネはちょうど良かったと思います。噛まなくて良いところも好きでした。空腹をしのぐのにもちょうど良かったですね。ラムネを食べることで、勉強していても手軽に栄養補給できるのが良かったです。
カバンに携帯、今でもお気に入り
━━いつ頃から森永ラムネを食べるようになりましたか
高3の5〜6月です。担任の先生からぶどう糖がおすすめだと聞いて、ぶどう糖90%の森永ラムネを見つけました。それ以来すっかり気に入って、現在でも勉強前やパソコンで作業する前、気分転換の時などに食べています。
━━受験生時代はどのように食べてしていましたか
だいたい2日に1本食べていました。入試の日は、常にカバンに3本ほど携帯し試験会場に持って行っていました。
━━森永ラムネのどこが気に入っていますか
コンビニでも売っているため、どこでも手に入る点です。持って来るのを忘れても出先で買うことができます。もちろん味もおいしいですし、安いのも魅力です。
おいしさに加えて、栄養も取れるので、森永ラムネを食べておくと頑張れる気がします。
2人とも、受験勉強の際にぶどう糖90%という点に惹(ひ)かれて、森永ラムネを食べるようになったようだ。東大生協で森永ラムネが売れている背景として、東大生がぶどう糖の魅力を知って購入していることが考えられる。
森永ラムネはコンパクトな大きさで、値段も安く手軽に買える。たまには子どもの頃を思い出しつつ、ぶどう糖90%のお菓子を食べるのもいいかもしれない。
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