ニュース

2023年5月3日

【新入生アンケート2023 ②大学生活】最重視は「学業」 留学希望7割超え

 

 

 東京大学新聞社は3月28、29日、東大の春期新入生を対象にアンケートを実施し、2820人から回答を得た。アンケートは毎年新入生が入学する時期に行っており、受験や大学生活、進路への意識や社会問題への賛否などを質問している。昨年との比較などから、今年の傾向を分析した。(本文中の割合は小数第1位を四捨五入) (構成・高橋柚帆)

 

大学生活

 

 「大学生活で最も重視したいこと」は「学業」が65%で最多。最も重視したいことの他に重視したいこと(複数回答可)も合わせると、「学業」を選択した人は90%に上り、昨年より5ポイント低下したものの依然として高水準だった。「最も重視したいこと」では「部活・サークル」(18%)、「恋愛」(4%)、「留学」(3%)が続いた。在学中の留学について「したい」「ややしたい」と回答した人は合わせて71%で、3年ぶりに70%を超えた。

 

 

大学生活で最も重視したいこと(人)
東大在学中の留学希望(%)

 

 

 前期教養課程(学部1・2年)と後期課程(学部3・4年)のどちらに期待しているか尋ねると、「両方同じくらい期待している」が65%で最多。「後期課程」(25%)が「前期教養課程」(9%)を上回った。

 

新歓活動・サークル活動

 

 新歓に関する情報をどのように集めているか複数回答方式で尋ねると「各団体のSNS・ウェブサイト」が74%で最多。「オリエンテーション委員会のウェブサイト」(48%)、「親戚・友人から」(26%)が続いた。入りたいサークルが決まっているか尋ねると「系統のみ決まっている」が最も多く43%。「決まっていない」が37%、「具体的に決まっている」が18%で続いた。「入るつもりはない」は2%だった。

 

SNS

 

 1日に最低でも1回は開くSNSを複数回答方式で尋ねると、「LINE」が86%で最多。「Twitter」(65%)、「Instagram」(58%)も半数を超えた。「LINE」は本項目の調査開始以来4年連続で最多だったが、初めて90%割れに。「Instagram」は4年連続で増加した。他のSNSは全て4%未満だった。

 

1日に最低1回でも開くSNS(複数回答可)

 

タグから記事を検索


東京大学新聞社からのお知らせ


recruit

   
           
                             
TOPに戻る