東大は1月18日、シカゴ大学・ソウル大学校と量子分野における学術研究に関するパートナーシップに署名した。量子分野の教育・研究で連携し、イノベーションの創出や量子技術の発展を目指す。

　東大の藤井輝夫総長はシカゴ大学長ポール・アリビサトス氏、ソウル大学校総長柳柳弘林（ユ・ホンリム）氏と合同で署名。署名を受け日米韓政府から共同で祝意が示された。藤井総長は量子分野の3大学の協力が地球規模課題解決へ貢献することに期待を示した。

　東大は昨年5月にも、シカゴ大学・IBM、シカゴ大学・Googleとそれぞれ量子技術研究に関する協定を締結していた。今回の署名式にはIBM Consultingのグローバル・マネージメント・パートナーであるヘスス・マンタス氏も参加した。