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2025年2月28日

【PR】東大生は5人に1人が囲碁を打てる? 東大生の囲碁実態調査

 

 日本の伝統的なボードゲームである囲碁。発祥は中国と言われており、日本でも飛鳥時代頃から親しまれてきたとされる。しかし、現代の日本人にとって囲碁は身近なゲームだろうか。この記事を執筆している記者のように、囲碁に触れたことがないという読者も多いのではないだろうか。 

 

 今回、東京大学新聞社は公文エルアイエルと共同で、「東大生の囲碁実態調査」と題して、東大生約300人にアンケートを行い、東大生が囲碁に対してどのような意識を持っているかに関して調査した。その結果、東大生の5人に1人が囲碁を打ったことがあると回答するなど、囲碁が東大生に一定程度浸透していることが明らかになった。

 

 囲碁が学習者にもたらす効果とはどのようなものなのか、そして囲碁の魅力はどのようなものであるのか、東京大学囲碁部で学生日本一にも輝いた川口飛翔さん(養・4年)にも話を聞いた。そして、川口さんもそのメソッドを評価するKUMONの学習サービス・公文囲碁を紹介する。 (取材・吉野祥生)

 

囲碁で学生日本一になった経験を持つ川口さん(写真はパンダネット提供)

 

アンケート結果 

 
回答期間 2024/12/27~2025/1/16 
回答者 東大生304人 

回答者の学年 2024年度入学 63.5%、2023年度入学23.7%など 
回答者の科類 文Ⅰ15.8%、文Ⅱ11.8%、文Ⅲ33.2%、理Ⅰ25.3%、理Ⅱ12.5%、理Ⅲ1.3%    

今回は、前期教養課程の学生を中心に回答が集まった。なお、以下の各質問において回答は科類や学年別に有意な差は見られなかった。

 

 

 

東大生の囲碁の経験は?

 

 

 

 あなたはこれまで、ゲーム・対人(リアル・オンライン含む)で「囲碁」を打ったことがありますか。」という質問には69人(22.7%)が「経験がある」と答えた。この結果に対して、囲碁部の川口さんは「思ったよりも多い印象」だと言う。「東大で周りの人に自分が囲碁をやっていることを話しても、自分も(囲碁を打つ)という反応はあまりなく、この割合は意外でした」 

 

 確かに東大生である記者も、周りで囲碁をやっていたという話を聞く機会は皆無であり、アンケートの前は東大生の中の囲碁の経験者は1割いるかどうかくらいではと予想していた。そのため5人に1人が囲碁の経験ありと回答した結果には非常に驚いた。 東大生には囲碁の経験がある人が多いと言えそうだ。

 

東大生囲碁経験者の実態

 

 

 囲碁の経験者にどれくらい囲碁を打てるかについて尋ねたところ、上記円グラフのように「基本ルールが分かる」と答えた人が半数程度で、有段者や級位者は経験者のうち2割程度にとどまった。その結果に関しては、「初心者で止まったものの、入門する機会自体はあった人が多い」と川口さんは評価する。なお、公文囲碁では19路盤での対局ができることを目指しており、東大生囲碁経験者の中でも上級のレベルまで達することができる。 

 

 

 囲碁を始めた年代に関しては、分散する結果で、小学校3・4年という回答が比較的多かったものの、中学生や高校生、そして大学に入ってから始めたという回答も一定数あり、機会さえあれば始められる囲碁の裾野の広さを感じた。「小学校3・4年という時期は、小学校のクラブ活動が始まる時期であり、囲碁・将棋クラブがあってそこで始めた人が多いのではないか」という意見もあった。 

 

 

 一方で、いまでも囲碁を打っているという人は経験者の約1割に当たるわずか8人にとどまり、回答者全体の約2%となった。川口さんは「少ないと思います。(囲碁を)続けることが難しいことが明らかになりました。大学での囲碁の活動も、有段者が中心となっており、級位者の人が活動できる場は少ないです。モチベーションが保ちにくい環境ではないでしょうか」と話した。

 

 

 「囲碁は自身の学力にどんな影響を与えたと思いますか」という質問に関しては、「学力と囲碁は関係ない」とする回答が最多であったものの、「集中力がついた」、「視野の広さが身についた」、「興味の領域が広がった」と回答が続いており、少なくない人数が囲碁と自身の持つ力との関連を指摘していた。

 

  囲碁と学力の関係について川口さんはこう話す。「学力も広い意味を持ちますが、囲碁は公式を覚えて勉強するといった学力にはあまり直結しないと思います。一方で、集中力や目的に向かって道筋をつけていく力は、学習の基盤となりますし、囲碁を通じて身に付けられる力の中では重要であると思います」 

 

 囲碁を始めるとすぐに特定の教科の偏差値が上がるということではなく、一般的な学習に通底する「学びの姿勢」や「学びを行ううえで必要な能力」を身に付けられるということだ。実際に囲碁の中では、限られた時間の中で目の前の盤面に集中し、どのような策をとるのが最善か、作戦を考えることが多いという。勝つという目標に向かって、自身で時間管理をしながら、論理的に思考する訓練は、学力だけでなくより広範な人間力を鍛えてくれるのではないか。 

 

学生王座として井山裕太王座と記念対局する川口さん(奥)(写真はパンダネット提供)

 

 川口さんは、「囲碁を打つ際には、盤面にある情報だけにフォーカスして、いわばAIのように数学的に戦略を立てる場合と、対局者の存在を意識して相手の戦略や心情を考えて、ストーリーのように状況を分析する場合があります」と話す。囲碁では、時には無意識のうちに、盤面という一つの対象に対して、多角的な視点から論理的に検討することが求められるのだ。初心者ですぐにこのレベルに到達するには難しいと思われるが、ただ盤面を読むだけではない囲碁の奥深さを記者は感じた。これこそ、生涯続けられる囲碁の魅力であるのかもしれない。 

 

囲碁未経験者は囲碁をどう捉える? 

 

 囲碁未経験者に向けた設問では、まず囲碁のイメージを問うた。

 

 

 「日本の伝統的なボードゲーム」や「ルールが難しい」、「頭がよさそう」などの回答が多く、未経験者であっても囲碁を全く知らないというよりは、一定程度囲碁に対する理解があることが伺える結果となった。 一方で、囲碁に対するネガティブな感情も一定数見られ、これらをどう解決していくかが囲碁普及の鍵になるだろう。

 

 

 そのうえで、囲碁を学ぶ上で必要だと感じていることについて回答を求めたところ、「ルールを教えてくれる人」や「囲碁が対局できる場」、「囲碁そのものの魅力・ゲーム性」といった回答が上位となった。この結果からは、囲碁を始めてみる際にまず適切な機会があるということが非常に重要であることがうかがえる。川口さんはこう話す。「(囲碁を対局する)場に関しては、最近は公文囲碁のような形でオンラインで学習できる環境があるので、そこまで足りていないわけではないと思います。ただ、囲碁そのものの魅力・ゲーム性は伝えきれていないところが多いかもしれません」 

 

 囲碁の魅力が十分に伝わっていないという川口さんの話を聞いた囲碁未経験の記者は、囲碁そのものの魅力やゲーム性を知るためには、とりあえず基本ルールを理解し、囲碁がどのようなゲームなのか表面上だけでも知ることが一番の近道であると感じた。ルールも何も知らない状態で、魅力に関して人づてに聞いてもやはりピンとこないことも多い。実際に「さわり」をやってみることで、初めて分かる魅力や面白さもあるはずだ。その点で大きな動機がなかったとしても、とりあえず始めてみるという選択は、まったく損ではないだろう。 

 

KUMONの学習サービス「公文囲碁 

 

 囲碁を始めるハードルが高いという課題。これを解決してくれるのが、KUMONの学習サービス・公文囲碁だ。公文囲碁は囲碁の基本ルールや原則を学ぶのに非常に役立つ。KUMONはこれまでも国語や算数、書写などで、「公文式」による指導を行っており、その教材には定評がある。今回のアンケートでも東大生の約3割が公文式で過去に学んでいたと回答しており、東大生にもある程度浸透している。公文囲碁では、「公文式」のメソッドをそのまま採用し、スモールステップで学習しながら少しずつレベルアップできるような教材となっている。かつては紙で数千枚にも渡っていた公文囲碁の教材を凝縮し、オンライン上で効率よく学ぶことができるようになった。 

 

 

 公文囲碁では最初は基本的なルールの説明から始まり、それぞれの説明の後には練習問題があるので、簡単に身に付けることができる。そして、学習を進めていき各章の最後にある認定問題に合格すれば上の級へステップアップできるので、モチベーションを保ちやすいのも特徴だ。ステップアップしていくと、単なるルールにとどまらず、定石など囲碁を打つ上で必要な本格的な内容まで学習することができる。最終的には1人で19路盤の囲碁を打てるようになるというのがこの教材の狙いである。 

 

 「囲碁の魅力や囲碁によって鍛えられる力は、特定の年齢の人に限られたものではありません」と学生囲碁王者の川口さんは話す。「幼稚園児からお年寄りまで論理に基づいた思考力を身に付けることができます。特に、子どもはまだ論理的思考力が身に付いていないので、囲碁というゲームの中で楽しみながら論理的思考力を身に付けられると思います」 

 

 東大生へのアンケートで判明した囲碁の魅力と課題。初心者からでも囲碁の魅力を体感できるのが公文囲碁だ。全く囲碁の経験がなくても、定評のある教材があるので安心して始めることができる。囲碁を教えてくれる人がなかなかいないという構造的な課題も、公文囲碁はオンラインの力と公文式のメソッドで解決した。囲碁は外国人をはじめ多くの人とのコミュニケーションツールとしても使うことができる。対局を通して、勉強としても、ゲームとしても一生楽しめる囲碁。あなたも、公文囲碁で囲碁の世界へ新たな一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。 

 

公文囲碁の詳細についてはこちらから

囲碁事業について | 事業紹介 | 公文エルアイエル会社情報

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