厳しい就活を戦って内定を得た東大生は、どのように手帳を使っていたのでしょうか?
手帳を見れば、その人が見える。
今回は、ウェブマーケティング会社への内定が決まっている大学院生に話を聞きます。
※こちらの記事は、ほぼ日手帳との共同企画で取材いたしました。
「かばんの中で飲み物をこぼしてしまって、よれよれになっちゃったんですけど、愛着があって使い続けています」
大学院総合文化研究科広域科学専攻の横山沙樹さんの手帳は、MARK’Sの「就活ダイアリー」。見開きで1週間のスケジュールが一覧できるバーチカルタイプだ。
「この1冊で就活に関しては管理できます。選考の日程や、ウェブページのIDとパスワードなども。エクセルで管理もできるかもしれませんが、いちいちPCを起動しないといけないので」
アナログなデバイスのメリットは、電池切れを心配する必要がないところだという。
手帳は自分の相棒のようなもの。自分のすべてを書き込むことができた。就活だけでなくプライベートのことも、ごちゃまぜで。
「ネットで読んだキャリアについての話が参考になったら書き写したり、何かの広告でサッカーの岡田監督のメッセージがいいなと思ったらメモしたり。就活が佳境に入ると、私はどんなことがしたいのかな、とか書いたり」
就職説明会でメモをとるためのノートも持っていた。でも、そこで聞いた話を消化して、素直な気持ちで書き込むことができたのは、この手帳だ。
「面接で自分のことをちゃんと話せば、自分に合った会社にちゃんと決まると思うんです。変に媚を売ったり、飾ったりせず、自分の言葉で話せば大丈夫」
どんな業界のどんな業種を目指す人にも参考になるアドバイスだ。