学術

2020年1月23日

【東大新聞オンラインPICK UP】〜AI編〜 AI分野をリードする東大

 科学技術の進歩が著しい現代。特に人工知能(AI)の研究開発は目覚ましく、東大でもAI技術のさまざまな研究が行われ、その動向は社会の関心を集めている。そこで今回は、東大に関わる注目すべきAIの研究や実用技術について特集した東大新聞オンラインの記事をいくつか紹介する。興味のある記事は本文を読んでほしい。

 

 まずはAIの発展を支える基本技術、ディープラーニングの特徴と成長について。記事「人工知能50年来の革命、ディープラーニングとは? 松尾豊准教授インタビュー1」では、東大のAI研究の第一人者、松尾豊教授(工学系研究科)にAI研究とディープラーニングの歴史について詳しく話を聞く。ディープラーニングのどのような点が画期的で、それがAIとどのように関わっているのかを探る。インタビューの続編「日本の人工知能が、Googleに勝つ唯一の方法 松尾准教授インタビュー2」も併せてお薦めだ。

 

 続いては、記事「人工知能のその先へ 『グーグルの先を行く』プリファードネットワークスが描く未来」だ。東大の大学院を修了した同期二人が立ち上げたAIベンチャー・プリファードネットワークスの技術的な戦略に焦点を当てる。トヨタ自動車から10億円の出資を受け、京都大学のiPS細胞研究所と共同研究を実施するなど、社会的な期待の大きい同企業。一部メディアからは、AIの分野では「グーグルの先を行く」とも評価される。社長の西川徹さんにインタビューし、競争相手の多いAIの分野で自分たちが得た強みや、理論の探求だけでは描けないAIの未来について深く掘り下げる。

 

 東大発のユニークなAIの社会実装にも注目だ。記事「【AIの社会実装と応用①】AIで農業機械を自動運転 海津裕准教授」では、農業分野でAIの応用研究を行う海津裕准教授(農学生命科学研究科)にインタビュー。人手不足が深刻な農業の持続と発展にAIが貢献できると話す海津准教授が研究で何を重視し、どのような未来を見据えるのかに迫る。「【AIの社会実装と応用】」はAIに関連した多様な分野で活躍する人々にインタビューした全四回の連載で、AIと社会の将来を多角的に捉える。

 

 最後は、記事「AIの力でビジネスは変わる? AIビジネスの秘訣(ひけつ)を2人の先駆者が語る」だ。メーカーなどにAIプロジェクトの内製化支援をする東大発ベンチャー・アイデミーの石川聡彦社長と、電通のビジネス共創ユニットを担う片山智弘さんのシンポジウムを取材。ビジネスへのAI活用の可能性について考える。ビジネスの現場におけるAI活用が持つメリット・デメリットに触れ、AIを用いる際に人間側が注意すべきことを分析。総合的な視点でAIを活用するポイントを検討する。

 「東大新聞オンラインPICK UP」は東大新聞オンラインに掲載された過去の記事から、特定のテーマに沿ったお薦めの記事を紹介するコーナーです。

 

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