東大は3月19日、50代の教授に対し停職1カ月の処分を行ったと公表した。処分は3月12日付け。
発表によると、教授は同じ研究室に所属していた教員に対し、人格を否定するような発言や職位を脅かすような発言を行ったという。教授の行為はパワーハラスメントに該当するとした。
東大は被害者のプライバシー侵害や二次被害の恐れから行為の詳細や被害者に関する情報を明らかにしていない。停職は一定期間職務に従事させない処分。停職中の給与は支払われない。
東大には本郷・駒場・柏の各キャンパスにハラスメント防止相談所があり、Zoomや電話などを通して学生・教職員を問わず利用できる。