東大は1月6日から19日にかけて、オンラインで「高校生のための東京大学オープンキャンパス」の第2弾を開催し、特設サイトで大学や各学部の説明会、模擬講義、学生団体による座談会企画などの録画を配信した。昨年9月の第1弾に引き続いて東大の本郷キャンパス内をオンラインで散策できる「バーチャル東大」も公開した。
地方からの東大進学を支援する学生団体FairWindは、文系、理系、推薦入試受験者など、多様な高校生に向け座談会の録画を配信。高校生全体への助言の他、地方在住の学生や推薦入試受験者特有の不安や悩みの解消を図った。「バーチャル東大」を制作したのは教養学部と工学部の学生グループ。第2弾の開催期間中には、普段は入れない安田講堂の大講堂エリアをバーチャルで再現した空間を参加者に開放した。
東大は東京オリンピック・パラリンピックの開催時期を考慮し、本年度のオープンキャンパスを7月に開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症流行のためオンライン開催に切り替えた。第1弾は9月21日、22日で、模擬講義や相談会など、主に同時参加型の企画が行われた。