イベント

2025年1月6日

【寄稿】学生と卒業生の交流祭実施、東大Diligent&東大三四郎会

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 東京大学Diligentと東京大学三四郎会が、東大卒業生と現役東大生との交流イベント「The交流祭」を12月14日(土)に駒場Ⅰキャンパスにて開催した。イベント当日の様子について寄稿してもらった。(寄稿=東京大学Diligent)

 

 本イベントは【東京大学150周年記念イベント】にも公認され、東大津田副学長・秋山副学長にもお越しいただきました。今回は【学生226人・卒業生178人】に参加していただきました。来年度も6月に開催を予定しております。今後ともよろしくお願いします。

 

イベント構成

 

第1部 グループトークセッション

 各テーブル4人ほどで30分間、メンバーを変えて2回のグループトークを設けました。筆者の1度目のグループでは地方創生の話で盛り上がりました。複数の卒業生同士が経験を重ね合いながら話してくれるので、大変面白かったです。他にも人生観など哲学的な話に没頭するグループなど、班ごとの形で話が弾んでいました。同じグループの学生でも、やる気あるものどうし、いい刺激を生んでいました。休憩時間も盛り上がる姿が見られました。

 

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第2部 オープントークセッション

 卒業生の方々に職種別ブースに分かれていただき、立食パーティー形式で、学生が自由に卒業生と話し合いました。積極的な学生は、自分の興味ある分野の卒業生に次々と話しかけては名刺を交換して、積極的に質問していました。話し掛けるのをためらう学生もいるかと思っていましたが、一通りみんな相手を見つけられているようで良かったです。現役時代に卒業生との交流から人生観が変わり、それで参加くださったという卒業生もいました。自分たちも卒業後はそのようにありたいものです。筆者は公務員の方から実際の勤務の様子を伺いました。一般的な印象と同じ点、全く異なる点。自分のペースで質問ができて良かったです。

 最後まで粘って話し続ける学生たちの姿は、運営側として見ていて嬉しいものでした。卒業生同士でも交流が生まれていましたね。

 

理念

 

 私たちは本イベントを「世代間交流・循環プロジェクト」と位置付けています。「卒業生の経験」を、学生と卒業生との双方向の「交流」を通じて共有し、次世代の新たな価値に昇華させる機会を創出すること。さらには我々学生が、将来的には後輩たちに指針を与える卒業生として、再び「交流」の主体となるような「循環」サイクルを作り上げることを目指しています。

 

 東京大学の卒業生と現役学生をつなぐ、年2回の大規模交流イベント。21年度までは「知の創造的摩擦プロジェクト」という名前で同様の企画が開催されていました。この度は、OBOG団体の東京大学三四郎会と、キャリアを考える学生団体である東京大学Diligentがタッグを組み、バージョンアップして開催しました。

 

 The交流祭で実際に卒業生から話を聞くことで、私たち学生たちが、これから頑張りたいことを見つけ、そのために今何をすべきなのかを考え、そのキャリア観に良い変化が起こること。そして彼らが卒業後に、今度は経験知を提供してくれる側になることを願っています。

 

 来年度も6月に開催を予定しています。第3回はこれまでの2回とは全く違う新しいコンセプトのもとで、私たち学生にとって心から楽しいと思えるイベントにすべく、早速準備を始めております。どうぞお楽しみに!

 

共催:東京大学三四郎会、東京大学Diligent世代間共創会

後援:東京大学ディベロップメントオフィス卒業生ユニット・東京大学校友会

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