東大は2022年度秋季入学式を10月1日、本郷キャンパスの東京大学大講堂(安田講堂)で挙行した。学部生32人、大学院生810人が新たな門出を迎えた。
式典は全て英語で執り行われ、藤井輝夫総長と出口敦・新領域創成科学研究科長が式辞を述べた。藤井総長は、複雑につながり合っている今日の世界で、科学的エビデンスを用いて自ら問いを立て、他分野や異文化との対話を通じて他者と共に解を探っていくことの重要性を入学者に説いた。入学生総代の宣誓は、 于柏森(ユー・バイセン)さん(工学系・博士課程)と宮永璃子さん(養)が述べた。
新型コロナウイルス感染対策として昨年度に引き続き、参加者を入学者のみに限定、会場入口での検温や間隔を空けた着席の実施などの処置が取られたほか、入学者やその家族に向けたライブ配信も行った。