スポーツニュース

2018年9月15日

【部員が見る東大軟式野球2018秋②】攻守に精彩を欠き、明大に1ー5で敗北

秋季リーグ戦第2戦vs明治大学(8月30日)

 

明治 0 0 1 0 0 0 0 1 3 | 5

東大 1 0 0 0 0 0 0 0 0 | 1

 

 初戦を辛くも引き分けとし、迎えた秋季リーグ第2戦。相手の明治大学は今季リーグの初戦を勝利して波に乗る。東京大学は先発として、前回の法政大学戦で中継ぎとして登板し好投した主戦西野(育・3年)を送り出す。

 

先制点に絡む活躍を見せた保知選手(写真は軟式野球部提供)

 

 一回表、早くも試合が動く。先頭の一番保知(経・2年)が中前安打で出塁すると、後続がしっかりと叩いて送り、2死後四球で2死一三塁の好機を作る。五番川野輪(理Ⅰ・1年)の打席で、飛び出した一塁走者吉川(理Ⅰ・2年)を巡る挟殺の中で悪送球があり、その間に先制点を挙げる。しかし、三回表に三つの失策が絡み同点とされてしまう。

 

 八回表、それまで七回を1失点と好投を続けていた西野が三塁打を打たれ、続く打者の野選の間に勝ち越しを許してしまう。さらに九回表にも死球、安打に失策が絡んで3点を追加される。

 

 一方反撃したい東大の打線であったが、相手投手4人の巧みな継投の前に3安打と抑え込まれ、初回以降は三塁を踏ませてもらえない。そのまま東大が1対5で今季初の黒星となった。

 

リーグ戦初安打を放った1年の川野輪選手(写真は軟式野球部提供)

 

 この試合の結果により、通算成績を1分1敗とした東大。この試合では盗塁死を含めた走塁死が三つと、攻守に精彩を欠いた。リーグ戦を2位以内で終え東日本大会に出場、そして東日本大会で優勝を成し遂げるという目標に向かって厳しいスタートとなったが、リーグ戦はまだ始まったばかりである。勝利のためには、打撃陣の奮起と守備陣の堅い守備が求められるだろう。気持ちを切り替えて次の試合に標準を合わせ、一戦一戦集中し勝ち星を積み上げていきたい。

 

文責:軟式野球部 西山晃人(理Ⅰ・2年)

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