春季リーグ戦第10戦vs慶應義塾大学(5月15日)
慶大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 | 0
東大 0 0 0 0 0 3 0 0 × | 3
すでに一位が決定している法政大学との優勝決定戦に向けて残り一勝とし、早稲田大学と同率二位につけている東京大学は、先発に絶対的エース西野(育・3年)を送り出す。その西野は五回まで三塁を踏ませない圧巻の投球を見せる。六回表には二死一・三塁のピンチを招くも後続を抑える。
試合が動いたのは六回裏。東京大学は、先発西野の投球に応えるように一死から九番串田(文Ⅱ・2年)が右前安打、二死となるも二番松本(文・4年)が左前安打で繋ぎ、三番保知(文Ⅱ・2年)の左前安打に左翼手の失策が絡み2点を先制する。なおも二死二塁から、四番吉川(理Ⅰ・2年)の打席で暴投により走者を三塁に進め、その吉川の放った打球が捕手の失策を誘い、3点目を追加する。
東京大学は、西野と、今季初めて先発出場した串田のバッテリーを中心に八回まで無失点に抑えると、代わった小林(農・3年)も九回を三者凡退で完璧に封じ、強力な慶應大学打線を相手に3点のリードを守り切って、3対0で勝利した。西野は四死球1の力投で、今季5勝目を挙げた。さらに小林は今季初セーブをあげた。
同日の第二試合で早稲田大学が勝利したため、5月18日、戸田市営球場にて法政大学と早稲田大学と春季リーグ戦の優勝決定戦を行う。総当たり戦を行うため、本学のリーグ優勝には、二戦二勝が必要条件となる。全日本大会出場に向け、チーム一丸となって勝利を掴み取りたい。
文責:軟式野球部 西山晃人(理Ⅰ・2年)
【部員が見る軟式野球2018】