スポーツニュース

2018年5月22日

【部員が見る軟式野球2018⑧】打線封じられ、立大にわずか4安打で敗北

春季リーグ戦第8戦vs立教大学(4月19日)

 

東大 0 0 0 0 1 0 0 0 0 | 1

立大 0 0 0 0 3 0 0 0 × | 3

 

 三連勝で波に乗りながらも、負けられない試合が続く東京大学のマウンドには小林(農・3年)が上がり、立教大学との一戦に臨む。

 

 ここまで打線が好調の東京大学だが、この日は相手投手を捉えきれず、四回まで一本の安打に抑えられる。一方、先発投手の小林は走者を背負いながらも要所を締める投球で四回まで相手打線を0点に抑える。

 

 試合の均衡が破られたのは五回。東京大学の先頭打者、七番静間(文Ⅲ・2年)が変化球を捉え本塁打を放ち、待望の先制点が入る。しかしその裏、ここまで粘りを見せていた小林が立教大学に捉えられる。一死から4連打で3点を返され、逆転を許す。

 

先制の本塁打を放った静間選手(写真は軟式野球部提供)

 

 流れを変えたい東京大学は六回から主戦西野(育・3年)送り出す。一人の走者も許さない西野の圧巻の投球と、堅実な守りで六回以降相手打線を抑え込む。

 

 流れを取り戻したかのように見えたが、相手投手の投球を打ちあぐね、打線は沈黙。六回以降得点できず、1ー3で敗北した。

 

 連勝が途切れ、通算成績5勝3敗となった東京大学。優勝、そして全日本大会出場を目指す中で、痛い敗戦となった。この試合では4本の安打に抑えられた打撃陣に不安は残るが、春季リーグもいよいよ大詰めを迎える。全日本出場に向けて後がなくなった東京大学は早稲田大学、慶應大学との二試合を残す。首位を走る早稲田大学を破り、一戦目では敗北した慶應大学に雪辱を果たし、全日本大会出場への切符を手にしたい。

 

文責:軟式野球部 保知大也(文Ⅱ・2年)

 

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