東大が主管校を務め、総合優勝した第55回全国七大学総合体育大会(七大戦)の閉会式が9月24日、本郷キャンパスで開催された。南風原朝和理事・副学長や七大学の学生らが出席し、昨年12月から9カ月にわたった大会を締めくくった。次回大会は名古屋大学が主管校を務める。
閉会式では総合成績の発表の後、南風原理事・副学長から賞状・優勝旗・優勝杯が、学士会の渡辺幸重事務局長からクリスタルトロフィーが、運動会総務部委員長の渥美真生さん(文・4年)に授与された(写真)。その後、五神真総長の大会会長あいさつを南風原理事・副学長が代読。大会意義に「真のアマチュアリズムの理念」を挙げ、「七大戦は人間的成長の場。得た体験を次回大会に継承してほしい」と語った。
次に今大会の実行委員長を務めた松山宏彰さん(法・4年)と、次回大会で実行委員長を務める桑山晃久さん(名大)があいさつ。松山さんは「2年前は東北大学に最終競技で抜かれており、最後まで気が抜けなかったが、総合優勝を果たせて良かった」と述べた。その後、大会マスコットを務めたイチ公が次回主管校へのエールとして桑山さんにタスキを渡して会場を沸かせ、松山さんによる閉会宣言で閉幕した。
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この記事は、2016年10月11日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。
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