「2018ミス・インターナショナル日本代表選出大会」が10月30日に港区で開催され、杉本雛乃さん(工・3年)が1位に輝き、日本代表に選出された。杉本さんは今後、来年11月に日本で開催される世界大会に出場する他、各地で観光PR活動や社会貢献活動などを行っていく。
国際文化協会が主催したこの大会には、書類審査、オーディション審査を通過した32人が出場し、ミス・インターナショナル日本代表1人、準ミス・インターナショナル日本代表4人と、特別賞受賞者4人を選出。審査ではインターネット上での投票も加味された。杉本さんは特別賞の一つ「パーフェクトボディ賞」も受賞している。
◇杉本さんのコメント
――今回の出場のきっかけは
以前参加した「CAMPUS COLLECTION TOKYO 2016」で講師をされていた金ヶ江悦子さん(2010ミス・インターナショナル日本代表)の、外見だけでなく内面も美しい姿に憧れを抱くようになりました。初めは自分がこの大会に出るなんて恐れ多いと思っていたものの、将来についてさまざま考えたとき、私にとってこの大会は必ずプラスになるのではないかと思うようになり、昨年12月末に応募を決意しました。
――特に大変だったこと、うれしかったことは
一番大変だったことは食事制限です。口に入れるもの全てに関して糖質やカロリーを調べて計算しなければならず、おいしさより数字を気にしなければならないことが少しつらかったです。でも最終的には、ウエストが7cm落ち、体脂肪率や筋肉量も良い結果が出たので、つらいと同時にうれしかったことでもあります。
参加者同士の仲が良かったことも、とてもうれしかったです。一生物の仲間ができたように思います。
――大学生活とモデル生活とは、どのように両立していくつもりでしょうか
来年の11月にある世界大会まで、代表としての活動が多くあります。どのように両立するかはまだまだ手探り状態ですが、国際文化協会の方も学業との両立に理解を示してくださっているので、今は空いている時間は極力大学に来て、図書館で勉強するようにしています。
――杉本さんは工学部物理工学科に通っていますが、卒業後はどのような進路を考えているのでしょうか
私は本当に幸運なことに、東大というすてきな環境で学ぶ機会を与えていただいていると同時に、ミス・インターナショナルとしてさまざまなことを実際に体験する機会を与えていただくことになりました。この貴重な二つの機会を与えていただいているからには、私だからこそできることがしたい、という気持ちが今は大きいです。
そのようなことを考えたときに、ミス・インターナショナルで得た経験を生かしながら研究の道を続けることで、今後誰かの役に立つことができるとともに、少しでも勇気を与えられる存在になれるのではないか、と期待しています。
――世界大会への意気込みをお願いします
多くの人に支えられて代表となることができ、またこれからの1年間も多くの人に支えられることになると思います。お世話になった方々への感謝の気持ちを胸に、また支えてくださった全ての方の想いを背負って、日本代表として、日本人としての内から出る強さや美しさを披露できればいいなと。
これから1年間、私なりに頑張ってまいりますので、温かく見守っていただければ幸いです。
2017年11月17日1:20【記事修整】第2段落の文言に補足説明を加えました。