就活

2024年8月14日

東大生に人気の就職先は? 7・8月合併号「就職特集号Ⅱ」の見どころを一挙紹介

就職特集号Ⅱキャプション

 

 東大新聞では、7・8月合併号を「就職特集号Ⅱ」と題し、東大出身の国家公務員に仕事の内容ややりがいを聞く毎年の恒例企画「紙上官庁訪問」、東大生の就職先データを集めた「就職先一覧」、さらに就職先データを分析した「就職状況」などの就活特集や、前日本銀行総裁の黒田東彦特任教授(政策研究大学院大学)へのインタビューなどを掲載しています。

 

 こちらのページでは8月13日発行の「就職特集号Ⅱ」の見どころを一挙に紹介します!

 

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前日本銀行総裁・黒田東彦特任教授インタビュー

 

 前日本銀行総裁の黒田東彦特任教授。東大在学中に司法試験・国家公務員試験上級職(現・総合職)に合格した後、大蔵省(現・財務省)に入省。公務員ストライキなど国内外の大きな動きに直面しました。その後第8代アジア開発銀行総裁などを経て、第31代日本銀行総裁に就任。退任後の今年4月には瑞宝大綬章を受章しました。昨年歴代最長となる約10年の日本銀行総裁任期を終えた黒田特任教授に、東大での学びや、将来設計に悩む東大生へのメッセージを聞きました。

 

2023年度卒業・修了生就職状況

 

 東京大学新聞社は各学部・研究科への問い合わせを基に、2023年度卒業・修了者の就職先を集計し上位企業のランキングを作成。東大生の就職先状況を分析しました。

 

 民間企業の中では、学部卒業者はEYストラテジー・アンド・コンサルティング、大学院修了者はアクセンチュアがそれぞれ首位に。省庁への就職は、学部卒業者では財務省、大学院修了者では国土交通省がトップでした。

 

2023年度卒業・修了者 学部・大学院 就職先一覧

 

 各学部・研究科への問い合わせを基に、23年度卒業・修了者の就職先一覧を作成しました。集計人数は学部1047人、大学院2752人です。

 

紙上官庁訪問 東大出身者が語る国家公務員の仕事

 

 毎年多くの東大生が受験する国家公務員採用総合職試験。国家公務員を志す学生にはもちろん、まだ進路に悩んでいる人にとっても国家公務員自らが語る職務の実情やその素直な感想は参考になるでしょう。
今年は、法務省・財務省・農林水産省(技術系、事務系)・文部科学省・気象庁の東大出身者に取材し、現在の省庁を選んだ経緯や担当する業務内容、省庁の魅力や就活生へのメッセージを聞きました。

 

7・8月合併号発行責任者より

 

 大学3年生の夏。インターンに応募したり実際に参加してみたりした方もいるのではないでしょうか。なかなか通らないエントリーシート、緊張してしまい思うように話せない面接、議論に十分に参加できず落ち込んだインターン……。就職活動というと「自己分析」が必要とよく言われます。自身の強みや将来像を分析しようとすればするほど、なんだか自分が「空っぽ」に思える。そんな気持ちになった人も少なくないのではないでしょうか。

 

 夏には、よく「空蝉」の歌が詠まれます。「空蝉」とは儚い現世を指しますが、空っぽの蝉、すなわち蝉の抜け殻という意味も持ちます。蝉は「空っぽ」の抜け殻を残し、「羽化」して新たな世界へと羽ばたいていきます。就職活動中、社会人1年目といった人生の岐路では、理想に向かって努力したけれども届かず、自分が「空っぽ」に思えることもあるでしょう。そんな時は、自分が今「羽化」したばかりだと捉えてみてはどうでしょうか。飛べるようになるまできっとあと少しです。

 

 本号では、前日本銀行総裁の黒田特任教授へのインタビューで、今後求められるリーダー像や将来設計に悩む東大生へのメッセージを聞きました。さらに、東大生の就職状況の分析や国家公務員の方々に聞いた省庁の魅力も掲載しています。就職活動に疲れた時、ぜひ本号を手に取ってみてください。もがきながら理想に向かって努力し続けてきた卒業生の姿や、東大生の就職状況データが、読者の皆様の就職活動の一助となれば幸いです。(3年・本田舞花)

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