東大新聞では、2月号を「就職特集号Ⅰ」と題し、東大出身者に仕事の内容ややりがいを聞く毎年の恒例企画「紙上卒業生訪問」、東大生の国家公務員観と試験や労働環境の実態を追った特集、研究者に研究職に就くまでの経緯やキャリア、研究の楽しさなどリアルな経験を聞いた特集や月刊誌『文藝春秋』編集長・鈴木康介さんのインタビューなどを掲載しています。
こちらのページでは2月13日発行の「就職特集号Ⅰ」の見どころを一挙に紹介します!
【お買い求めはこちらから。】
鈴木康介さんインタビュー
月刊誌『文藝春秋』編集長・鈴木康介さん。95年に東大教養学部を卒業後、文藝春秋で雑誌記者としてさまざまな事件記事に携わってきました。雑誌記者の仕事のリアルや就職活動での経験、雑誌メディア特有の魅力に迫ります。
紙上卒業生訪問2024 東大卒業生に聞く仕事と就活
多種多様な仕事について、社会人の話を直接聞ける機会は多くありません。幅広い業界から、アクセンチュア・味の素社・鹿島建設・東京大学教育学部附属中等教育学校・文藝春秋の五つの企業/学校を訪問し、東大出身者に仕事の内容ややりがい、就活時の経験などについて聞きました。
霞が関は働こうと思える場か 現役東大生の国家公務員観と、現役官僚が語る実態
東大生の「官僚離れ」が進んでいる今、現役東大生の国家公務員観はどうなっているのでしょうか。合格者数の推移やアンケートなどから、試験対策と労働環境の2軸で分析。また、この2軸の改革について詳細を人事院に取材するとともに、現役国家公務員にも実態を聞きました。
アカデミアの歩き方 研究者に聞く研究の楽しさ
一般的に就職先が決まりづらい、生活が不安定であるなどのイメージがある研究職。自らが研究者に向いているかどうかも実際に研究の道に進んでみないと分かりません。しかし、研究職にはそれらの要素をはるかに上回る面白さがあるのではないでしょうか。原田尚美教授(東大大気海洋研究所)と山﨑彩准教授(東大大学院総合文化研究科言語情報科学専攻)に、研究職という進路を選ぶまでの経緯やキャリア、研究の楽しさなどについて話を聞きました。
2月号発行責任者より
インターネットに就活関連の情報はあふれていますが、情報が不正確だったり、目に入る情報にバイアスがかかっていたりする可能性もあります。業界や企業などの魅力や実態を知るには、実際にその場で働く人の話をじっくり聞くのが一番…とはいえ、そのような機会はあまり多くはありません。本号の発行にあたっては、進路選択を控えた読者の皆様が「就職活動」だけでなく「その先の人生」まで考えることができるような特集号を目指し、多様な進路について、その実態を伝える特集記事を掲載しています。取材では、どの方も誠実に仕事と向き合っていることを実感しました。業界・企業などの意外な実態が見えてきて、取材前に抱いていた先入観が壊されるという経験もしました。読者の皆様には「いいな」と思っていた進路の特集からも、「自分には向いていないかも」と思っていた進路の特集からも、リアルや思わぬ魅力を見つけていただければ幸いです。