熊本県で最大震度7を記録した14日からの熊本地震を受けて、熊本大学でも一部建物が倒壊し、現在、学生含め多くの避難者が出ています。今回、熊本市内もインフラが深刻なダメージを受けており、水や食料など物資の確保・輸送や一部通信が困難な状況が続いています。
このたび熊本大学医学教育部博士課程2年の呉花さんより、物資の提供に関するご連絡を頂きました。「現在、物資援助に関しては、確実にバランスよく被災地で分配される方法は県庁便」とのことです。
以下、呉花さんからのご連絡
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熊本市内の現状は、断続的な停電と断水により、水、水が無くても食べられるもの、日持ちのする食物が切望されています。また、医療品、寝具なども不足している状況です。
さらに、物流の滞りと情報の偏りにより、避難場所毎に配給の格差が起きているようです。指定避難所では配給があるが、その他の非指定避難場所では全くないといった状況も起きております。そのため、最適化された配給管理システムも望まれています。
県外の方々から物資並びに金銭面での援助をしたいという申し出が多いのですが、具体的どのようにすれば良いかというのが問題となっております。
現在、物資援助に関しては、確実にバランスよく被災地で分配される方法は県庁便となっています。送り先は、熊本県庁です。
●お送り先
【熊本県庁】
〒862-8570
熊本県熊本市中央区水前寺6丁目18番1号
Tel:096-383-1111
・「災害指定 支援品」と書けば、各自治体から送れば無料とのことです。
・「箱の外に中身が何か」、団体名、個人名も書いてください。
各基礎自治体は庁舎自体の倒壊、もしくは倒壊の恐れがあるため、一括して、県庁の倉庫で預かり、県職員や自衛隊が運ぶという仕組みになっております。
熊本市でどういった物資が不足しているかは、下記で確認できるそうです。
【熊本市危機管理防災総室】
Tel:096-328-2490
https://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/List.aspx?c_id=5&class_set_id=3&class_id=531
熊本大学医学教育部博士課程2年 呉花
2016年4月17日午後5時
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